部活紹介3 ページ14
Aside
A『壱馬…ここ座ろ』
壱「やっぱり人に囲まれんの怖いんやろ」
A『怖いよ。見られてる感じがして後ろじゃないと絶対無理』
どうしよ…思い出しちゃった。
泣きそう……
壱馬に見られちゃう
泣き止まないと、
トン
A『え、?』
壱「ちょっと後で来るか。泣きたいんやろコソ」
気づかれちゃった
感が鋭すぎる。
ただただ、壱馬に着いていくことしか出来なかった
ドン
壱「思い出したんやろ?
泣きたい時はこっそり泣くのもいいが、俺の胸貸したるわ。いくらでも貸したる。気が済むまで貸したる」
その優しさに涙する
その接し方に涙する
その笑顔に涙する
壱馬は全てが完璧
壱馬みたいに生き生きと人に頼られるような人間になりたかったな。
A『壱馬……壱馬……
こんなに弱くてごめんね。
こんなにわがままでごめんね。
こんなに煩くてごめんね。
こんな私を守ってくれてありがとう。
こんな私を相手してくれてありがとう。
ごめんね泣』
壱馬は何も言わなかった。
わかってるね。壱馬。
今は何も言って欲しくないこと。
こういう時くらいなんか言えよ。とか言う人いるけど私には無言で抱き締めてくれる人がいい。
ー5分後ー
A『ありがと壱馬。元気出た(´˘`*)』
壱「笑った顔が1番いい
はいメガネとマスク」
A『何で?風邪とか引いてないよ?』
壱「目真っ赤、鼻も真っ赤ちょっとでも隠しとき」
A『ん。ありがと
流石だね。私のことよく分かってる^^*』
壱「何年一緒やと思ってるんや笑
幼馴染み舐めんな!」
ペシ
A『いたっ』
うぅ〜デコピンされた笑
壱「ほら、行くぞ」
A『うん(^^♪』
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作者名:ゆぴ | 作成日時:2020年1月24日 15時