お試し結婚してみませんか？

#お試し10 ページ10

お皿洗いも終わり

リビングでテレビを見てユンギさんがお風呂を上がるのを待った


今日は色々ありすぎて疲れたなぁ


そう言えばお兄ちゃん元気かな？


お母さんに電話しとこっと！



Prrrr……


母｢もしもし？｣


｢お母さん？｣


母｢あら、Aじゃない！
そっちはどう？｣


｢大変だよ汗
その前に
お母さんもお父さんもユンギさんとの結婚は
知ってたの？｣


母｢えぇ､知ってたわ！
もう半年ぐらい前からその話が持ち上がってたの
言うの遅れてごめんね泣｣



｢半年も前から？！
ユンギさんめちゃくちゃ大変なんだけど！｣


母｢そう？お仕事の時は結構優しくていい人だったわよ！｣


それは表の顔だな


｢へぇー
私にはめちゃくちゃ冷たいよ！｣

母｢ユンギさんもツンデレなのよ笑｣


｢ツンデレ？！
そんな可愛い言葉で収まらないよ！
ただ私が嫌いなだけなんだよ！｣


母｢そうかしら？
まぁ、明日のパーティー楽しんでね^^*
健人もパーティーで合流すると思うから！｣


｢分かった
お母さんも元気でね！｣


母｢じゃあ切るわね！｣


はぁ……


お母さんの声一年ぶりぐらいに聞いた気分


なんだか


寂しくなってきた泣


｢お母さん..会いたいよぉ泣｣


早く終わらないかな？


この結婚生活……


1年って結構短いようで長いもの


｢私耐えられるかな？｣





ｶﾞﾁｬ


YG『風呂上がったぞ』


ユンギさんが髪の毛を濡らしてリビングに入ってきた


か、カッコイイ


なんて見とれてられない！


『お風呂上がったんですね！
じゃあ入ってきます！』


私は急いでお風呂に逃げた


泣いてるところ見られてないよね？


私はお風呂でこれからのことを考えた



高校はやって行けるのかな？とか


ユンギさんとの生活大丈夫かな？とか


考えれば考えるほど不安になってきた



気づけば1時間近くお風呂に入っていた


『やばい！出なきゃ！』






- - - - - - - - - -


『ふぅー、さっぱりした！』


私は自分の部屋に行き髪を乾かした



そろそろ寝ようかな？


私は寝室に行き寝ようと思ったら


隣のユンギさんの部屋のドアが少し開いていた

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