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#お試し22 ページ22

YG『ほら、乗れ』


『ありがとうございます』


め、珍しい…


あの塩なユンギさんが優しい……


YG『...』


『...』


でも今先から車の中は静か


あんな事があったからそりゃ話しにくいよね...


結局何も話さないまま家に着いてしまった






バタン


ユンギさんは家に着くなり自分の部屋に戻ってしまった


なぜか分からないけど心がモヤモヤする


収まってほしいのにユンギさんが閉めたドアを見つめるとまたモヤモヤする


でも気にしてられない!


放ったらかしにしてた家事をしなきゃ!


干していた洗濯物を畳んだり


朝から洗っていなかった食器を洗った


一段落が着いたところでユンギさんの部屋に向かった


気まずい空気だけどお風呂の準備が出来てるから先に入ってもらおう



これを機会に仲直り?(喧嘩してないけど)したいな



私はユンギさんの部屋のドアをノックしようとした



でもすぐにノックするのを辞めた



だって






ナヨンさんと仲良く電話で話すユンギさんの声が聞こえたから




ユンギさんはこんなに楽しく話すんだ


ナヨンさんにしか見せない表情に私は胸が抉られるような気持ちになった


私は居てもたってもいられず部屋に戻った



部屋に戻ると同時に頬に水滴が落ちる感覚があった



『なんで泣いてるのよ…泣』


拭っても拭っても止まってくれない



涙が出ている意味もわからない


心も痛い



『どうしたのよ…泣』





Prrrr……



私は電話の主を見た



表示された名前は







“テヒョンオッパ”




今出たら泣いてるの気づかれちゃうな


そう思ってるのに


通話ボタンを押した




TH『もしもし?』


『もしもし?どうしたんですか?』


TH『どうしたっていう理由もないんだけどユンギヒョンがあんな感じだったからA大丈夫かな?と思って笑』


『私は大丈夫ですよ笑
何ともありません』



私は涙を拭ってテヒョンオッパに返事をした



TH『……』



でもテヒョンオッパから返事はなかった



『...オッパ?』



TH『嘘つかないでよ…』



『...え?』


TH『A今泣いてるでしょ?
声聞いててすぐ分かった……
俺言ったよね?
何かあったら連絡してって』


テヒョンオッパ



気づいてたんだ...



『ごめんなさい...』


TH『謝らないで……
今からAの家の前の公園に行くからAも来て?』


『……え?』


TH『俺、待ってるから』


そう言って電話は切れた

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設定タグ:シュガ , ユンギ , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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イチゴ(プロフ) - #やん-さん コメントありがとうございます!毎日更新できるように頑張ります! (2017年3月29日 5時) (レス) id: 66b81aa3e1 (このIDを非表示/違反報告)
やん - コメント失礼します!とても面白いです!頑張ってください! (2017年3月28日 16時) (レス) id: 99bdf66d3e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イチゴ | 作成日時:2017年3月24日 3時

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