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#お試し15 ページ15

交わした握手には


何かナヨンさんの気持ちが込められてる気がした


そしてたまに私に見せる冷たい表情


まるで



『ユンギは私のもの』とでも言っているようだった



NY『じゃあAちゃん!
ここの椅子に座ってくれる?』


『はい!』


私はナヨンさんに促されて椅子に座った


少し離れた所にはユンギさんがスマホを触りながら椅子に座っていた



NY『じゃあ髪をセットしていくね!』


『はい!』


NY『Aちゃんは髪が長いからアップにするね!』


『はい!』


そういうとナヨンさんは色々と道具を準備しだした



NY『ユンギの分も頼まれてるからちょっと待っててね!』


『分かりました!』



ナヨンさんは忙しそうにユンギさんの所に行き楽しそうに話をしていた



そんなユンギさんの表情は今までに見たことのないような笑顔だった


これが愛してる人とそうでない人の差なんだと痛感させられる


『私にもあんな笑顔を見せて欲しい』


そんな気持ちが込み上げてきたのはなぜだろう?


私はユンギさんなんか好きじゃない


ただの偽りの旦那


そう思いながら私はナヨンさんが戻ってくるのを待った



10分ほど待った


NY『ごめんね!
ちょっと時間がかかっちゃって』


『いえ、私は大丈夫です!』


NY『Aちゃんの髪サラサラで扱いやすいね!
ユンギと違って早く終わりそう笑』


『そうですか?笑
そんなに手入れはしてないんですけど……笑』


NY『そうなの?!
羨ましい!』


『そんなナヨンさんこそ私と違って背も高くて何もかもが美しくて眩しいです!』


NY『えー!
そんなに褒めないでよ!笑』


『いや!本当ですよ!
私もナヨンさんみたいな女性になりたいです!』


NY『ありがとう照
そんなこと言ってくれて』


そんな話をしながら1時間ほど経った




NY『はい!完成!
どう?気に入った?』


鏡に映った私はいつもの私じゃなくてびっくりした


『わぁ!!
私じゃないみたいです!!』


NY『気に入ってくれたみたいね笑
さ、ユンギも待ってるわ!
今日のパーティー楽しんでね^^*』


『はい!今日は本当にありがとうございました!
どうお礼したらいいのやら……』



NY『そんな!お礼なんかしなくて良いのに笑
じゃあ今度お家に行ったら何かご飯でも振る舞ってもらおうかな?笑』



『そんな事で良いなら!』


NY『えぇ!
あ!ユンギが待ってるわよ!』


私はユンギさんの元に向かった

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設定タグ:シュガ , ユンギ , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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イチゴ(プロフ) - #やん-さん コメントありがとうございます!毎日更新できるように頑張ります! (2017年3月29日 5時) (レス) id: 66b81aa3e1 (このIDを非表示/違反報告)
やん - コメント失礼します!とても面白いです!頑張ってください! (2017年3月28日 16時) (レス) id: 99bdf66d3e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イチゴ | 作成日時:2017年3月24日 3時

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