ＪとＴの間

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「え！あれ、ジョンインにあげるやつだった！？」

TM「裏に"ジョンインへ"って書いてあった。

てことで、僕にチョコレート頂戴」


わたしは大失敗してしまったようです。

私がジョンインと食べたチョコレートはテミン宛で、わたしがジョンインに頼んで渡してもらったチョコレートはジョンイン宛。


TM「まさか、無いなんて言わないよね？」


テミンは笑っているつもりかもしれないが、目が笑っていなかった。


「…………………………ごめんなさい」


TM「仕方ないから、これで許してあげよう」


後ろの壁に押し付けられた。所謂壁ドン。


なんでこうなったのかは私がよくわかっていない。


「あ、あのさ！人が来たらどうするの！！！」

TM「別によくない？」

「よくない！！！」

TM「恥ずかしいんだね？」


クスクスと笑いながらテミンの顔が近づいてくる。


私もう彼女じゃないんだよね！？


「いや、そういう問題じゃなく「何してんだよ」


目の前にはテミンではなく、テミンの首根っこを掴んだジョンインがいた。



助かった……………。


けど、なにこの気まずい空気。


JI「いちゃつくのも誘うのも勝手だけど場所をわきまえろ」

TM「お前に言われたくねぇ」


とりあえず逃げようかな。






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