【暗殺教室】君との高校生活【渚】 (ページ35)

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34時間目ページ35

〜沖奈side〜
チーン
潮｢……わぁ高っ!｣
沖｢高いねー｣
エレベーター付近でも分かるほど高くて、
沖｢……!!｣
展望台から見える景色は綺麗で思わず息を呑んだ。
沖｢綺麗……」
潮｢東京タワーも見えるね｣
夜に東京タワーもライトアップされたらもっと綺麗なんだろうなぁ……
しばらく二人とも景色を回って眺めていた。

潮｢えーっと次は……書店だったよね?｣
沖｢うん。どこの書店行こうか?｣
潮｢やっぱりいつも行ってる書店かな｣
沖｢分かった｣
その書店はどこにあるんだろ?フロアマップを確認したら一階にあった。
沖｢広ー｣
潮｢探すの大変そうだなぁ……｣
沖｢困った時は店員さん!｣
それか機械で検索すればいいよね。でも大体の場所は上に書いてある看板を見ながら探す。
沖｢ここか。渚君のおすすめの本ってどれですかね｣
思ったよりも早く見つかて早速渚君に尋ねてみる。
潮｢どこにあるのかなー……ちょっと探してみるね｣
沖｢ありがとう｣
渚君が探している間、そこに並んでいる漫画を眺めて何か面白そうな本がないか見てみる。
あ、この漫画未来の部屋にあった気がする……この漫画は絵が綺麗で読みやすそうだなぁ。
潮｢かのん、あったよ!これ!｣
少し離れたところから渚君の声が聞こえ、そっちを見てみると一冊の漫画を持っていた。
沖｢これかー……うん、買おっかな｣
潮｢僕貸せるけど大丈夫?｣
沖｢うーん……いいや。漫画欲しかったし。｣
潮｢そっか。他もおすすめあるんだけどどうする?｣
沖｢教えてください!｣
潮｢うん、分かった｣
薄く笑う渚君に少しドキッとした。ひゃー、顔赤くなってないかな……赤くなってないでほしい!
潮｢これとか!｣
沖｢あっ……」
これさっき気になってたやつだ。
潮｢絵が綺麗で漫画の内容も読みやすいよ｣
沖｢さっき見てた時気になってたんだよね｣
潮｢そう?ならこの本買う?｣
沖｢うん!｣
でも何巻くらい買ってみよう…」
沖｢何巻くらいまで買ったらいいのかな?｣
潮｢うーん……とりあえず一巻まででいいんじゃないかな?｣
沖｢了解!渚君は何か本買わないの?｣
潮｢特に決めてないけど……かのんのおすすめとかある?｣
沖｢私?｣
今読んでる本とかは……あ!あれとかかな?
沖｢あるよ!確かあっちの方にあった気がするけど……」
さっき見かけた本のコーナに足を運ぶ。