【暗殺教室】君との高校生活【渚】 (ページ34)

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33時間目ページ34

〜潮田side〜
沖｢遅くなってごめんね｣
潮｢僕が早く来ただけだから大丈夫!｣
沖｢それなら良かった……」
申し訳なさそうにするかのんに大丈夫と伝えると一気に顔が明るくなったので、愛おしさがこみ上げてきた。
潮｢行こうか。｣
沖｢うん。｣
手を差し出し、繋いで歩き出す。
沖｢今日凄い楽しみだったんだ!久しぶりに渚君と遊べるから。｣
潮｢僕も。この日のためにテスト頑張りましたから!｣
沖｢ふふっ｣
テスト期間中はほとんど話すことが出来なかったが、それも終わり今日は存分に楽しみたい。
潮｢どこから回る?｣
沖｢六木ヒルズはどうかな?展望台とかあるみたいだから。｣
潮｢あそこか!うん、いいよ!｣
六木ヒルズはここから歩いて十分くらいだっけ?
沖｢あ、そうだ。この前未来に聞いた本も本屋さんで買いたいなぁと思ってまして……おすすめのものとかあれば教えてくれないかな?｣
潮｢いいよ。かのんもきっと気に入ると思うよ。｣
沖｢ホント?楽しみ｣
そう言って柔らかく笑うかのんにドキッとする。
平常心、平常心。
潮｢それでね……」
その後の道中は最近あったこととかをお互いに話していた。さっき考えていたように十分程で目当ての建物に着いた。
沖｢おぉ、ここだ。｣
潮｢ここ来るの初めてだよ。｣
沖｢私も。二人とも初めてということで見学も兼ねてゆっくり行こう!｣
潮｢おー｣