【暗殺教室】君との高校生活【渚】 (ページ29)

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28時間目ページ29

〜沖奈side〜
大｢おはよー｣
沖｢おはよう。｣
大｢いよいよテストだね!｣
沖｢うん、緊張するよー。｣
昨日は今日のテストの科目を重点的に勉強してきた。
大｢一時間目から国語なんてやだなぁ。｣
沖｢私も国語は一番出来ないなぁ。｣
大｢とか言いながら出来ちゃいそー。｣
沖｢あはは、そんなことないよ……」
一番国語が点数低いしなぁ。だから、今回は国語に力を入れた。
キーンコーンカーンコーン
大｢わぁ、嫌だ、テスト……｣
沖｢頑張ろう!｣
大｢うん!｣
ガラガラ
先生が入ってきて、教室内の空気が張詰める。
｢問題用紙と解答用紙を配ります。始めの声が掛かるまで、めくらないでください。｣
担当の先生がそう言って、順に配っていく。
大｢どうぞ。｣
沖｢ありがとう。｣
問題用紙と解答用紙が自分の手元に届いた。
｢全員に行き渡りましたね。｣
先生は時計を少し気にしながら、
｢それでは、始め!｣
と声を掛けた。
パラッ
沖｢……」
うわぁ、出来るといいなぁ。

･

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｢手を止めてください。｣
バッ
思ってた通り、難しかったな。はー胃がキリキリする……
｢後ろから問題用紙と解答用紙を集めてきてください。｣
沖｢もらうね。｣
大｢お願いしますっ！｣
一番後ろの席なので、前の人の用紙を順番に集めていく。
沖｢どうぞ。｣
｢ありがとう。｣
先生に用紙を渡し、自分の席に戻る。
うーん、やっぱり文法が自信ないなぁ。似たような問題昨日やった気がするんだけどなぁ。
沖｢んー……」
昨日の記憶を手繰り寄せているが、出てこない。
大｢どうだった?｣
沖｢文法が自信ないかな。｣
大｢分かる!どれがどれだか覚えてなかった。まだ、一科目目だよー、辛い。｣
沖｢大変だぁ。｣

その後もテストは順調に進んでいった。