【暗殺教室】君との高校生活【渚】 (ページ13)

今日:6 hit、昨日:8 hit、合計:5,314 hit

12時間目ページ13

〜沖奈side〜
簡単に諦めるわけないじゃない！
沖｢夏月さんと絶対に仲良くなってみせるから!｣
私は夏月さんに友達になると宣戦布告した。
茜｢……｣
夏月さんは少し困ったような顔をしていた。いやまぁいきなりこんなこと言い出したら困るよね。
大｢おぉ宣戦布告だね！かのんちゃん情熱的!｣
沖｢そ、そんなことないよ。｣
美帆ちゃんが話しかけてきたことによって、我に戻り周りの視線がこちらに集まっていることに気がついた。
沖｢ご、ごめんね!目立つようなまねしちゃって。｣
茜｢ううん、大丈夫。｣
美帆ちゃん達の所に戻り、喋ってたけど、頭の中はどうやって夏月さんと仲良くなるかについて考えていた。
出た結論、とりあえず沢山話しかけてみよう!
ーーーー
それから2､3日は夏月さんを見つけたら話しかけに行っていた。
沖｢夏月さんおはよう!｣
茜｢お、おはよう。｣

沖｢ねぇねぇ、一緒に移動教室行かない?｣
茜｢一人で行くのですみません。｣

沖｢お昼こっちで食べようよ〜。｣
茜｢結構です。｣
彩｢振られちゃったね。｣

沖｢あ、帰りにどっか寄っていかない?｣
茜｢用事があるので。｣

はたから見たら物凄く鬱陶しい奴かもしれない……。いや、きっと大丈夫!仲良くなってみせる！
潮｢かのん、最近夏月さんだっけ?凄い話しかけに行ってるらしいね。こっちで噂されてるよ。隣のクラスの新入生代表の人が面白いって。｣
渚君も知ってるんだ。まぁ、あれだけ大きい声で話しかけてれば分かるよね。
沖｢面白いってどういうこと……?｣
潮｢うーん、凄い話しかけてるの目立ってるのに全然気づかないのとか、あと夏月さんが全く押されないからとか?｣
沖｢そうだね、気づかなかったし、夏月さんも全然なびかないよ。｣
潮｢僕からは頑張ってとしか言えないよ。｣
沖｢そうだね、頑張ります。｣
少し歩いていると、路地裏の方を見て、渚君が止まった。
沖｢?｣
潮｢ねぇ、かのん。もしかして、あそこにいるの夏月さんじゃない?｣
渚君が指を指した方を見てみる。