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数十分前


臣side


臣「ここに置いてたアルバム知らなーい?」


岩「しらなーい」


NT「しらなぁぁーーい!」


隆「わかんなぁい!」


…聞いた俺がバカだった


E「健二郎さんが持ってったよ!
たぶん二人のとこ!」


臣「健ちゃん…」


NK「二人さっきAスタいるの見たよ」



うん、やっぱりエリーと直己さんだな。


てか健ちゃん…わかっててやってるなこれは


ほら、Aスタの中にはGRAVITYの二人と健ちゃん


PV見てゲラゲラ笑うAの頭をナデナデ。



油断ならない。



ちょっと自分でも性格悪いな、とは思ったけど
健ちゃんが見てる前でAとイチャついてやった。




臣「…」


健「…」



そしてA達のいるスタジオを出た俺と健ちゃん。
一言も話さず、だんまり。



こんな空気になったことないから新鮮ではあるけど、さすがにこれに慣れてはダメだ



Aがこれを知れば…



健「…なぁ、臣」


臣「なに?」


健ちゃんから話しかけてきた
いつだって年上の健ちゃんは俺達を甘やかしてばっかりだった



…でも今回は。




健「俺、諦めきれへん…

どうしたらええんかな、
諦めよう、諦めようって思うのに、、

毎回毎回あいつの顔が思い浮かぶねん

ふたりの幸せを願っとるはずやのに、俺しとること真逆やねん

Aは鈍いからぜんっぜん気づいてないけど…」



俺、ツライ。
手で顔を覆う健ちゃん



臣「健ちゃん…」



今にも泣きそうな顔でうつむく健ちゃん



健ちゃんがそんな顔するのみたくないけど…
今回ばかりは絶対譲れないんだ



臣「…健ちゃんは俺の知らないAの時代を知ってる

俺の方が先に会いたかったよ、Aに。
そうしたら…」


きっと離さなかったよ



健「一番最初に会ったのは俺やったけど、

Aが一番最初に、心に入れたのは


臣。お前なんやな…」





健ちゃんの愛は恋には変わらず散って。





健「でも…もし、Aを泣かすようなことがあれば、

俺は容赦せんからな!臣!」




臣「…絶対泣かせない」




健「なら、いい」




謝ることはしない。
だって健ちゃんの想いは本物だったから。

**→←愛



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トロピカルミックス100(プロフ) - わたあめ☆さん» コメントありがとうございます!私自身、文の迷いが出ることもあるので、こんなに丁寧に褒めてもらえるとすごく嬉しいです(^^)更新頑張ります。これからもお願いします、わたあめさん! (2018年7月5日 21時) (レス) id: decc216e54 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ☆(プロフ) - コメント失礼します。主人公が先輩という役柄はあまり見たことがなかったため、とてもワクワクしております。三代目よりも先輩というところに興味を持ちました。臣くんとお付き合いされたときは、ときめきました。更新応援してます! (2018年7月5日 17時) (レス) id: 8ff80f4586 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トロピカルミックス100 | 作成日時:2017年2月12日 23時

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