【 浦島坂田船】お前らにわしの青春を奪われてたまるかっ！

友達 ページ18

うらたside

坂「あのな、うらさん」

う「うん」

俺は今、坂田から話を聞いている

坂「…」

う「どうした？」

坂「…あの、俺…Aのこと好き…やね
ん/////」

う「え…」

坂「それでな、遊園地の日ないい感じになれるように手伝ってほしいねん」

う「っ…」

坂「あ、でも、もちろんAとうらさんと皆で楽しくすごしたいから、嫌やったらやらなくてもええし！うらさんを利用したくないから」

坂田はいいやつだ
そして、俺の大切な友達
その友達の好きな人は…俺の好きな人
俺もAが好きだから手伝うことはできない
そう言いたいのに…

う「…いいよ。やるよ」

なんで、素直に言えないんだ

坂「ホンマに?!!!!ありがとう！うらさん！」

俺は、こいつの傷つく顔を見たくないんだ

坂「うらさん、ホンマ好きやわ〜！あ、友達としてなw」

う「分かってるよw」

ごめん坂田…心からの応援はできないや



午後8時

ｺﾝｺﾝ
う「A〜？いる？」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

貴「なに？」

う「あのさ…大切な友達と好きな人が一緒だった場合どうすればいいと思う？」

貴「さかたんと好きな人一緒なんだ…」

う「え?!なんで知ってるんだよ！」

貴「センラさんが言ってたwまさか本当だったとはw」

う「まじかよ…で、どうすればいいと思う？」

こんなこと、聞くのはおかしいって分かってる
Aに会うための口実だって

貴「うーん…うらたの思っていることを言ってみれば？ほら、うらたって素直に言えない性格じゃん？でも、大切な時には言わないと、後で後悔するよ」

う「そっか…」

貴「…つらいよね。友達と好きな人が一緒って」

う「なったことあるの？」

貴「1回だけね」

う「友達やめた？」

貴「ううん、逆。余計仲良くなれたよ！大丈夫。本当の友達なら分かってくれるよ。さかたんだって、うらたのこと理解してくれる」

う「…」

貴「ﾊｧ。うらた。」

ドキッ/////

貴「さかたんを信じろ！お前ならできる！」

う「は？最後の一言いらない」

貴「ww毒舌はいてこそのうらた！静かだとなんかキモイもんw」

う「はっ倒すぞw」

貴「ww」

う「ありがとな」

貴「どうしたしまして！あ！志麻さんとセンラさんもうらたとさかたんと好きな人同じらしいから！じゃあね☆」

う「…はァァァァァァ???????!!!!!」

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