【 浦島坂田船】お前らにわしの青春を奪われてたまるかっ！

ウザイあいつ ページ8

Aside

疲れた……なんか今日は特別に疲れてる
疲れが高級
なんだよ疲れが高級って、そんな高級いらねぇよ

貴「あれ？…あの人って」

私の学校前を歩いてる人がいた…まぁ道だから人はいるんだけどねw

貴「絶対関わりたくない(ﾎﾞｿｯ)」

私は早足で前のやつを追い抜かそうとする
いや、だって足音たてずに静かに帰ったらストーカーみたいに思われるじゃん!!!絶対やだ。

あともう少しで追い抜かせる！
と、思ったら…

貴「Σヽ( ﾟдﾟ)ﾉ ﾜｯ!!」

ｽﾞｯﾃﾝｺﾛﾘｰﾝ←何だこの効果音

石につまずいて転びました

貴「いったぁ…」

？「(〃ﾟ艸ﾟ)ﾌﾟｯダッサw」

貴「うるさい、黙って、うらたのクソ野郎」

う「wwwwww」

貴「…」

もういいや、やっぱこいつ嫌い
家近いし早く帰ろう

う「あ、膝」

なんだと思い見てみると、血が出てる…死ぬのか、そうか、せめてこいつの前では死にたくなかった

う「……いる？」

貴「なに？」

う「だから！絆創膏使うかって！」

え？急に優しくなったんだけど、怖いわ〜(棒)

貴「いや、大丈夫。家すぐだし」

う「…じゃあ、俺使わないから持ってて」

貴「え？なんで？」

う「お前みたいにドジじゃねぇからなw」

貴「(╬´^ω^)」

う「ブッスww」

貴「…もういい」

う「え？は？ちょ、おい！待てよ！」

う「なに？泣いてんの？」

貴「別に…違うし」

今、目から汗が出ています
え？涙だって？違うよ？汗だよ？
いや、私だって人間だよ？そんなことそんなに言われたら…ね

う「…ごめん」

貴「いや、別にいいけど」

う「いいって話し方じゃないじゃん」

貴「いや、これから関わらなければこうなることもないし…だから、別にいいよ」

う「は？ちょっと待てよ」

貴「なに？」

う「関わらないってどういうことだよ」

貴「そのまんまじゃん。あんたは私のことが嫌い、だから関わらなければお互い幸せじゃん」

う「いや、俺は別に嫌いじゃ…！」

貴「いいから!!!…いいからもう、話しかけてこないで」

そう言って、私は家の中に入った

✄-------------ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ------------✄
シリアスですねぇ〜
…うん、シリアスに出来たよね！

お疲れちゃん→←和みの時間

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す