キセキの光 (ページ18)

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１７話「意識してほしいっス」ページ18

ー黄瀬視点ー
mob「黄瀬くん///あのね？〜〜」
mob子「黄瀬くーん♡」
黄瀬「あはは」
俺は顔が整っていてモデルもやっているし…勉強は置いといて、運動神経もいいし、ほとんどなんでもこなせているから女子にも良くモテる。
二年になって、青峰っちや黒子っちと会ってバスケの楽しさを知った。
だから彼女を作ったとしてもバスケ優先しちゃって別れる…なんてことが多々あり、今はバスケに集中しようと断っている。
＿でも、そんな考えが吹き飛ぶような出会いがあった。
レイ「黄瀬。君犬みたいだね」
最初は紫原っちと仲がいいからどんな子かと思っていれば俺に興味や好意がある、どころか犬扱い。女は俺を見て好きだとか言い出す軽い女だと今まで思ってきたがレイっちは違った。
レイに、だんだんと興味を惹かれていって
…たぶんその時からレイっちのことが好きだったんだと思うっス。
今もレイっちのことは好き。
他の男と仲良くしてれば嫉妬だってする。
隣に長くいたくて、それが犬扱いだったとしても隣にいれるならなんでも良かった。
だけどそろそろ犬じゃなくて男だと意識してほしい。
休みの日。勉強を教えてもらう約束をした。
レイ〈家くる？〉
レイ〈親いないから安心していいよ〉
全く意識されてないことがよくわかったっスわ…
黄瀬「うぅ(泣)」
日曜日…覚悟しといてくださいっスよ、レイっち
これからレイっちに意識してもらうよう頑張るっスから…