キセキの光 (ページ16)

今日:16 hit、昨日:2 hit、合計:404 hit

１５話「お誘い」ページ16

前回のテスト。5教科だけだったが2位という結果で終わってしまった。
足を引っ張ったのは社会。
暗記だからと手を抜いてしまったことに反省している。
私の秘密である結果が分かることにはデメリットが多くなり、その中でも自分の結果は分からない、と言うことだ。だから私が一生懸命勉強した結果何点とれたか、なんてことは分からない。
レイ「はぁ……」
だから私が最悪な結果の運命覆そうとしても
そのために行う行為の結果がどうなるのか見ることができない。
レイ「…今はそんなこと考えてる暇ない」
そうだ。テストは休みを挟んで月曜日に行われる。この休みをどう使うか、が問題だ。
そういえば青峰くんと黄瀬くんは大丈夫なのだろうか。青峰くんにはさつきちゃんがいるから教えてもらえるだろうけど黄瀬くんはどうするのだろう…と思っていたらその本人からメールが来た。
黄瀬〈レイっち！勉強、教えてほしいっス〉
お願いします、とうるうる目の犬のスタンプと共に送られてくる。
断る理由もないだろしと私はOKをした。
レイ〈場所は私の家でいい？〉
黄瀬〈え！？良いんっスか！？〉
レイ〈うん。日曜日の午後1時からおいで〉
何故良いか、と聞くのだろうか。
あ、親のことかな？
レイ〈親いないから安心していいよ〉
と追加で送ったが返信がこない…
あれ？と思っていると一時間後に返信がきた。
黄瀬〈了解っス〉