12話「友達だろ」 ページ13
ピピピピ…アラームが鳴り響く。
うるさいので止めるも、その音ですっかり眠気はなくなった。
レイ「んん…まだ朝6時…」
なんで私はこんな早くにアラームをかけた…の…
レイ「部活！！！！」
急いで飛び起きて一階に降りる。
母「おはよう。朝ごはんできてるわよ」
父「マネージャー大変だろうけど頑張れよ。父さん、応援してるからな！」
レイ「うん、いただきます」
私は部活に入ったことがない。
だからこそ今回が初めてだ。
レイ「行って来ます！」
いつもより早く出たからか、いつも見る景色とは違う気もする。
さつき「レイちゃん…？」
後ろから声をかけられ振り向けばそこにはさつきちゃんと青峰くんがいた。
青峰「おっレイじゃん。はよ」
彼なら眠たそうにするかと思えば逆に部活に早く行きたくてムズムズしているような感じがする。
さつき「レイちゃんだぁ！！おはよう！家、ここら辺なの？」
レイ「おはよう。うん、ここら辺だよ」
さつき「なら、これからはここに集合！一緒に行こうよ」
青峰「おー」
レイ「賛成！」
誰かと待ち合わせして一緒に行くのはいつ振りだろう。
友達って感じしてすこし嬉しい。
青峰「あ？何言ってんだ?友達だろ？」
さつき「うんうん！」
レイ「え…」
なんで私が考えていることが分かったのだろう。さつき「声に出てたよ」
レイ「////」
穴があったら入りたい…。
「友達だろ」そう言ってくれて嬉しい。
レイ「嬉しい、ありがとう(*´꒳`*)」
青峰「おう…」
あれ？顔を逸らされた？
さつき(大ちゃんが照れてる！？でもあの笑顔は反則だよ〜/////)
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作者名：ひとかけら | 作成日時：2023年7月16日 12時
