検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:388 hit

10話「二人になれない」 ページ11

黄瀬「レイっち!ここがバスケ部が使う体育館っスよ!!」
うん。知ってる。来たことあるしね。
でも、一応お礼を言っておく。
…あれ?黄瀬くんが勝手についてきただけだよね?なんで私がお礼を言わないといけないんだ?
レイ「…お座り」
黄瀬「なんでっスかー!」
うん。やっぱり犬だ。
ちゃんと座ったしね…でも体育館の床とは言えど座るのは疲れるだろうし…
黒子「黄瀬くん。なんで座ってるんですか?早く着替えて来てください」
黄瀬「うわっ!?黒子っちいつからいたんスか!?」
大袈裟だと言えるほど肩をビクっと揺らし立ち上がった黄瀬。
黒子「ずっと前からいました。早く着替えてきやがれください(レイさんと二人きりになりたいので黄瀬くんは邪魔です)」
黄瀬「酷いっス!!うぅ、レイっち着替えてくるっス」
レイ「あ、うん」
なんで言う必要があったのだろうか。
黄瀬は嘘泣きなのか半泣き状態で更衣室へと向かっていった。
黒子「見学にきたんですよね?」
レイ「うん」
黒子「そこに椅子があるので((」
誰かの声と走ってくる音によって黒子の言葉はかき消される。
さつき「レイちゃーん!!!!」
レイ「ぐっ…桃井さん…」
もの凄い勢いで抱きついてきたのは桃井だった
さつき「ムゥ桃井さんじゃなくて、さつきって呼んで!」
レイ「さ、さつきちゃん…//」
あまり下の名前で呼ぶとかはしたことがないので恥ずかしい…
さつき(照れてる!?可愛い!!!)
黒子「…」
さつき(!!?て、テツくん!?気づかなかった)
レイ「あ、黒子くん、なんて言おうとしたの?」
黒子「…そこに椅子があるので座って見学してください」
なんか不機嫌?

黒子(せっかくレイさんと二人きりになれたと思ったのに…)

11話「運命を覆す」→←9話「……」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひとかけら | 作成日時:2023年7月16日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。