命令2 ページ8
いつも通り教室に入り席に着くとまた王様ゲームのことで盛り上がっていた。
「次はうっしーだな！ほら、やれよ！」
「ジョーダンじゃねーぞ、キヨ。なんで俺が山口の足を舐めなきゃならねぇーんだよ」
いつものグループが騒ぎ始めた。案の定牛沢は女嫌いのために命令を実行しようとしていない。
「阿呆らしい」
そんなことを思っていたら今日は里美が来た。
「ねーA〜今日Aの家に泊まっていい？明日から泊まりがけで親帰ってこないんだー」
「良いよー。じゃあ夕方にうちに来て？」
里美とそんなことを話していたら王様ゲームの話題がピークに達していた。
「なーめろ！なーめろ！なーめろ！ 」
クラスのほぼ全員が騒ぎ出し、キヨが牛沢の耳に囁いた。
「チッ…舐めればいいんだろ？舐めれば…」
キヨは何を囁いたのか、わからないが彼奴のことだからなんか脅したのだろう。
牛沢が寛子の足を持ち上げ、親指の先を舐めた。
「流石うっしー！王様の命令は絶対だもんな！」
牛沢はまだ顔をしかめてたが元通りの会話に戻った。
一方寛子は泣いていて、周りの女子が慰めていた。
「あーあ。寛子可哀想。ねぇA。王様って誰なんだろ？」
「うーん…わかんない。でもやっぱり男子なんじゃない？」
「やっぱりそう思う？王様ゲームなんてくだらないよね」
【受信メール:一件】
___________________
Date6／25 8:33
From 王様
Sub王様ゲーム
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服従確認
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「ほら、こんなことまでしてさ」
「本当だよ。呆れちゃう」
そんなことを話しているうちにホームルームの時間になった。
明日はどんな命令なんだろう。
ほんのちょっと期待して自分がいる。
命令2 END
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こすも(プロフ) - しょーがないよね。委員長だもの みつを ハッ！私は一体何を...！？ (2016年11月27日 16時) (
レス) id: cf7bb88394 (このIDを非表示/違反報告)
キリ - 面白かったｗｗ (2016年9月3日 7時) (レス) id: bee4d883af (このIDを非表示/違反報告)
狐（こん）(プロフ) - 七星さん» そうですか…それなら良かったです(^_^;) (2016年4月1日 11時) (レス) id: f4965b3329 (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - ご、誤解?!そんなのしてないですよ?! (2016年4月1日 9時) (レス) id: 7774045783 (このIDを非表示/違反報告)
狐（こん）(プロフ) - 七星さん» あくまでも、参考に、なので、原作の金沢信明さんとは、全く関係がありません。誤解させてしまい、申し訳ありません (2016年4月1日 9時) (レス) id: f4965b3329 (このIDを非表示/違反報告)
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