sweet4 ページ6
俺がイケメンだったら、世界中の男子全員がイケメンだっつーの！
(´Д｀)ﾊｧ……
暑い…………あ、帰る前に音楽室によろう………
音楽室のドアを開ける。
A「誰もいないな………」
そう言って、ピアノを弾き始める。
もちろん、今考えた曲だ。
静かに歌い始める。
『俺の目には色なんてなくて
他のやつから見える景色が一度見てみたいと思って
才能があるとかないとか俺には関係ない。
やりたいことをやれればそれでいい………』
A「飽きたな………」
全然歌っていないというのに、今の作詞はダメだった。
A「盗み聞きとか最低だけど？桃井。」
桃井「バレてた？」
A「何かようか？もう帰るんだけど。」
桃井「誰が歌ってるのかなって思ってさ！」
A「そうか。用がないなら帰る。」
桃井「原くんの目………すごく綺麗だったよ。」
A「俺はこの目が嫌いだ。色が全然見えない…………」
全ては…………幼い時の…………
おっさん達のせいだ。
桃井「私の予想だけど、色……見えると思うよ？」
A「帰る。兄さんが待ってるから。」
幼い頃から、俺は何でもできる人間だった。
周りの大人は俺に期待の目を向けてきた。
楽器はもちろん、絵も、スポーツも全部………
その大人たちは俺のことを一人の人間とではなく、ものとしてしか見てはくれなかった………
『A、お前は天才なんだ。これからは全てで活躍していくんだよ？』
『あなたは私の子なんだから、何でもできるわよね？ちゃんと活躍するのよ？』
父と母にはこんな感じで見捨てられた気がした…………
だから、家を出た。
兄さんがついてくるとは思わなかったけど………
原「A、お帰り。」
A「ただいま。兄さん。」
原「部活………決まったか？」
A「バスケ部になった。兄さんと同じだよ。兄さん、バスケ…………楽しい？」
原「んまぁ、楽しいよ？」
A「はぁ…………バスケやったことないし………水泳が良かったのに…………」
明日、水泳の体験に行こう。
原「Aが好きな部活に入りなよ。俺もAとは競いたくないしな。」
A「俺もだよ。あ、今日、桃井に目を見られたんたけど。」
原「桃井って、あのバスケ部のマネージャーの可愛い子？」
A「兄さんは桃井がタイプなわけ？」
原「俺のタイプはもちろんAだ。(｀･ω･´)ｷﾘｯ」
A「なんで俺の目、見せちゃダメなの？」
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高緑LOVE(プロフ) - 桜さん» 頑張りますね！ (2013年11月21日 17時) (
レス) id: 8a9a823ad0 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - すっごく面白かったです!続きよろしくお願いします！ (2013年11月21日 17時) (レス) id: 84b0d82412 (このIDを非表示/違反報告)
咲音(プロフ) - ありがとうございます！！嬉しいです全然構いません自分のペースでがんばってください！！ (2013年11月18日 20時) (レス) id: 30221ff9e3 (このIDを非表示/違反報告)
高緑LOVE(プロフ) - 咲音さん» 次元をこえては、0807です！残りの2つは全然書いてないので………もう少し書いてからでもいいですか？ (2013年11月18日 16時) (レス) id: 8a9a823ad0 (このIDを非表示/違反報告)
咲音(プロフ) - 男子校に通う奴らはと海常高校のバスケ部にと次元をこえての三つをお願いします！ (2013年11月18日 6時) (レス) id: 2d3b64ab20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高緑LOVE | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2013年6月5日 17時
