九歳になった豚(番外編) ページ32
you side
その日
朝からグルさんに呼ばれ
急遽、総統室へと向かった
中に入れば、椅子に座ったまま手を組み
俯いたままのグルさん
そして同じく俯いているマンちゃんとエミさん
……あと、何故かソファに横たわり
全く動かないトンさん
『何かありました？』
gr「ありありだ……」
os「あの……な？トントンが……」
あのマンちゃんが額に汗を浮かべている
グルさんがいつものテンションでは無い
ここは一つ、エミさんに
『エミさん、トンさん、どうされたんですか？』
em「あの……申し上げにくいんですが…」
tn「…うっさいわハゲ」
突然聞こえたのは
何時もの声より倍は低いであろう
トンさんの声
エミさんは「ﾋｪｯ」と言って縮こまった
これでは埒が明かないと思ったのか
マンちゃんがスクっと立ち上がり
私を部屋の隅へ連れていき
小さい声で話し出した
os「えっとなぁ……トントン、五徹してもうて……その、この時期忙しくてな？誰もトントンのこと見てへんかったんや……それでグレてもうてん」
『つまり誰も構ってくれなくて拗ねたってことですか』
os「そ、そうやないけど……疲労がピークをとうに過ぎてもうて…別人に……」
『それで何故私が…』
os「だってぇ……」
『……どうすればいいですかね』
os「その……面倒見て貰ってもええ？」
まるで親が保育所に子供を預けるように
私にトンさんを押し付けてきた
…心底面倒くさい気がしてならない
私はベビーシッターじゃないんだけど
試しにトンさんに声をかけてみた
『トンさん、疲れてるなら寝たほうがいいんじゃないですかね』
tn「……Aがいけるんなら俺もいける」
『私は不老不死ですから当たり前ですよ。トンさんは普通の人間でしょう……』
私がそう言えば
トンさんは私の方を見上げ
ぼーっとした顔をする
tn「綺麗な赤やなぁ……」
『ありがとうございます。それより……』
tn「俺なぁ、赤好きなんよ…」
…どうやら駄目みたいだ
全く話を聞こうとしないし
そもそも会話が成り立たない
『……武力行使します？』
gr「……ﾊｧ…ワンチャンAならと思ったが……しょうがない。頼む」
私に何を期待したのか…
取り敢えず、トンさんの腕を引いて
なんとか立たせ
そのまま総統室から連れ出し
トンさんの部屋へ向かった
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霧がかり - 突然すいません。目次のページの説明文のところ能力者だと思われます (2020年4月17日 16時) (
レス) id: 9462559efa (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 銃系統のロマンが……カッコイイ？ウホッ←……頑張りやす！！ (2020年3月8日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - え!?銃詳しいの!?かっこいぃぃぃぃ!!!!!AK47の�儀芯瓦戮討澆燭蕕瓩辰気�っこええやん!!ってなった。(最初のかっこいぃぃぃぃは斬さんのことですよ)こっちの小説も更新頑張って!! (2020年3月8日 17時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» はい！！全力で頑張ります(￣^￣ゞ (2020年1月24日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 斬さん» 頑張ってください！小説もテストも(*^-^) (2020年1月24日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 | 作成日時：2020年1月20日 23時
