芸歴八年(番外編) ページ18
you side
ut「なぁAちゃん。僕とお出かけせぇへん？」
突然大先生が
休暇中の私の部屋を訪れたと思えば
最初の一言目にそう言った
何でも、珍しく仕事を消費し終えたらしい
『え、終わったんですか？気持ち悪い』
ut「辛辣すぎて草も生えへん」
『まぁいいですけど〜……出掛けるって？』
するとニマニマと笑った
気持ち悪いとか分からない、なんか嫌だ
ut「特に決まってへんよ。Aちゃんが行きたい所に行こうや」
『はぁ…分かりました…』
一応トンさんに許可を取った
取る際に
「ホンマにええんか…？大先生やぞ？」
という確認をされた
……まぁ大先生の日頃の行いが原因か
その時そばに居た大先生を見ながら
『大先生のこと、信頼してるんで大丈夫です』
と言ったのと
その時に大先生が苦い顔をしていたので
大丈夫だろう
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
そんなこんなでやって来たのは
この国の首都にある巨大デパート
城からも近場なので
少し出かける位なら丁度いい
買いたいものもあったし
ut「どこ行くん？」
『普段着用のTシャツとか、髪留めですかね。歯磨き粉も無かったな…』
ut「デパート来たんやからもっと違うのなかったんか…」
『私は特にないですよ……出かけようと言ったのは大先生でしょう』
ut「まぁそうやけど……あぁ、なら屋上の遊園地に行かへん？」
『あぁ……あそこですか。いいですよ。なら今の方がいいんじゃないですか？買い物してしまったら荷物が増えますし』
そう私が言えば
大先生は唐突に私の手を握った
そして真っ直ぐエレベーターへ向かう
『そんなに急がなくてもいいと思いますよ？』
ut「時間は有限やろ？少しでも時間は惜しいわ。それでなくてもAちゃんといる時間ってあんま無いんやし…」
時間は有限かぁ…
そんなことは考えてこなかった
…確かに、大先生との時間は有限かもしれない
『…そうですね』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
屋上の遊園地はとても広く、賑やかだった
下界では平日のため
普段よりは少ないだろうけれど
城から滅多に出ない為
より賑やかに感じる
…まぁ城も相当賑やかだが
ut「乗りたいものとかあるん？何でもええで？」
今日はやけにご機嫌な大先生
私はといえば特に変わりはない
…強いていうなら…そうだなぁ
『あれがいいです』
指を指したのは
かなりの高さがあるジェットコースター
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霧がかり - 突然すいません。目次のページの説明文のところ能力者だと思われます (2020年4月17日 16時) (
レス) id: 9462559efa (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 銃系統のロマンが……カッコイイ？ウホッ←……頑張りやす！！ (2020年3月8日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - え!?銃詳しいの!?かっこいぃぃぃぃ!!!!!AK47の�儀芯瓦戮討澆燭蕕瓩辰気�っこええやん!!ってなった。(最初のかっこいぃぃぃぃは斬さんのことですよ)こっちの小説も更新頑張って!! (2020年3月8日 17時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» はい！！全力で頑張ります(￣^￣ゞ (2020年1月24日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 斬さん» 頑張ってください！小説もテストも(*^-^) (2020年1月24日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 | 作成日時：2020年1月20日 23時
