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トントンさんに言われた通りだった
総統室に彼の姿は無く
その奥、グルッペンさんが生活する部屋に
問答無用で押し入れば
布団を頭まで被って寝ていた
『グルッペンさん、起きてください』
低い唸り声を出しながら
私が立っている方とは逆に体を捻る
…どんな手段を使ってでも
きっと布団を捲っただけでも
カーテンを開けても起きないだろう
私は布団を少し捲り、彼の腕に手を掛けた
寝惚け目でこちらを少し見た彼
だが私はお構いなく……その手を捻った
gr「っ……ぐぁぁぁぁ！」
彼が叫び声を上げたところで
すぐに手を離せば
上体を起こしてひぃひぃと言う
gr「お前……痛てぇわ！何しとんねん！」
『トントンさんが「どんな手段を使ってでも」と言っていたので』
gr「もう少し平和的な起こし方はないのか…」
『トントンさんがあのような事を言っていたので、毎日起こすのに苦労しているのかと……ならこの方がすぐに起きると思いました』
gr「ﾊｧ……まったく、とんでもない補佐官が着いたな……」
のろのろとした動きで
ベッドから降り、立ち上がる
…初日にこのように起こされれば
明日からは呼びかけだけで起きてくれるだろう
『総統室の方でお待ちしています』
gr「あぁ……あ、朝食、ここに持ってきてくれないか」
『分かりました』
部屋から出て
下の階にいる厨房へ
料理長に朝食を頼みに行った
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
gr side
まるでロボットのようだ
人類が夢にまで見た、アンドロイドの様
従順に命令に従う様はまさにそれだ
だが、シルベアにいた頃のことを
オスマンに聞く限りだと
人を模倣するところは幼い子供と同じか
にしても……あの起こし方はないだろ
これから嫌でも起きなければ…
一通りの準備を終え
総統室へと向かい、ソファに腰掛ける
昨日のオスマンとAの
会話を思い出していた
オスマンの行動を真似ていた
コーヒーを飲む仕草
チョコを摘むタイミング
その場の雰囲気も
それに、個性と聞かれて
見た目の話しかしなかった
非常に純粋で、なんと危険なものだろうか
使い方によっては
とんでもない逸材になるだろうが…
非人道的な使い方は宜しくない
流石の俺でも、そんなことはゲーム内だけだ
現実で屑になるのは避けたい
…面白い事には変わりない
なら、人形に自我を持たせてやろうじゃないか
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霧がかり - 突然すいません。目次のページの説明文のところ能力者だと思われます (2020年4月17日 16時) (
レス) id: 9462559efa (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - アルバートさん» 銃系統のロマンが……カッコイイ？ウホッ←……頑張りやす！！ (2020年3月8日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - え!?銃詳しいの!?かっこいぃぃぃぃ!!!!!AK47の�儀芯瓦戮討澆燭蕕瓩辰気�っこええやん!!ってなった。(最初のかっこいぃぃぃぃは斬さんのことですよ)こっちの小説も更新頑張って!! (2020年3月8日 17時) (レス) id: 33ab6007d7 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - しおりんさん» はい！！全力で頑張ります(￣^￣ゞ (2020年1月24日 19時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 斬さん» 頑張ってください！小説もテストも(*^-^) (2020年1月24日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 | 作成日時：2020年1月20日 23時
