私の人生、∞の記憶 (ページ7)

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ドラマページ7

大倉side

まさかまさかの…Aとドラマです。

同じメンバーで、同じ年のコイツと……、

「たつ！よろしくね」

大「おん…って！？たつってなんやの！」

「ドラマ中は仲良くたつって呼ぼうかなって♡」

大「あ、そう。」

ニコッと笑うAの笑顔が眩しい。

ドラマの内容的には、

【君だけ、】
恋人同士だった春流(大倉)と夏美(A)が夏美の引越しで遠距離に。でも、遠距離になった次の日から夏美と連絡が取れなくなる。
そして、10年後。2人は再会するが、春流は婚約しており、夏美は車椅子生活になっている。
そんな2人が今後どうなっていくか。

っていうドラマらしい。

はぁあ…まさかのラブストーリー系。

同じメンバーの奴とキスシーンって

めっちゃ恥ずかしいやんな……？

「なーなー、やっぱりチューするんかな？」

大「へ！？まぁ…そりゃするんやない？」

「わぁ、なんか…照れるなぁw優しくしてな。」

や、ややや、優しくしてってなんやねん！？

誤解生むような言い方やめてやっ！

ほんま…困る。

2人で1話の台本を読んで話す。

「春流めっちゃええ奴やん。1話だけでもわかるわ」

大「俺こんな人演じれるんかな」

「たつ意地悪やからなぁ…」

大「おいっ」

「あたっ」

おでこにデコピンをすると、

頬を膨らませながら睨むA。

大「なんやの、文句ありますかー？」

「べー」

あっかんべーをしてどっか行った。

ガキか！！

…でも撮影が始まれば切り替えが早い。

もう夏美になってもうた。

大「……え、夏美？」

「…春流？……ひ、久しぶり…」

大「……な、んで車椅子」

「えっと…今ちょっとだけ時間ある？」

監「カットー、チェックしまーす」

街で、車椅子の夏美が落ちた物を取ろうと手を伸ばす、

そこを助けた優しい春流。

そこで、2人は再会する。

大「…Aすぐ女優の顔になるな、」

「ん？そう？？」

大「おん。すごい」

「たつも。カッコいいよ」

ニヒヒと笑った笑顔に少しキュンとしたり。

あーウチのメンバーの最年少は可愛すぎかい。

これから3ヶ月……、Aと頑張ろう！