私の人生、∞の記憶

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渋谷side



他のメンバーがAの残りの余命を知らないのは流石にビビったし、

伝えとかなあかんやろと思った。

案の定混乱してもうてるし…。

きっと皆んな内緒にされたとか思ってるやろな。

でもさ、


渋「…そんなんアイツなんやから、ただ言い忘れてるだけやろ。それか、俺に言ったからお前らにも言ったつもりでいるかな〜」


ほんま間抜けな奴やからw


∞「……ありえる。」


ほらな？せやろ〜


丸「確かにAならただ単に忘れてもうてるなw」


錦「でもそんな大事な事伝え忘れられたら困りますわー！」


大「ほんまやで！！こんのっアイツ〜…」


おーおー、皆んな悔しがってるわw


渋「とりあえずさ、そういう事やから。俺達にも、アイツにも一緒に居られる時間ってもう短いねん。それをAも覚悟してるだろうけど、寂しがりやで弱い奴やから…忙しい理由で会う時間を減らしたら絶対後悔するで。」


俺が珍しく真剣にそう言うと、

"せやな"と皆んなも真剣に聴いてくれた。


横「じゃあ皆んな行ける時はAに会いに行くことにしよう。できるだけ後悔なんて、アイツも俺達も作らないように。」


…何度会いに行っても後悔は絶対するやろうけど。

きっとメンバー皆んな思ってるが、

その言葉を口には出さなかった。


渋「じゃあ決まりやな。こまめにアイツにLINEとかもしたってや。」


"おう"と元気な返事が返ってきた。


その後は、


安「AとTV出たいなぁー、ジャニ勉とか相談したら出れへんかな？」


錦「ジャニ勉は収録大阪やからなぁ…ちょい厳しいんちゃうー？」


と、AとTV出たいなーとか。

ラジオいつ遊びに行こかなーとか。


丸「Aとお花見行きたいなー！もうちょいで桜咲くやんな！」


大「お花見ええなー！美味しいもんいっぱい食べて、笑いたい！」


丁度3月で桜も咲く時期やから、

花見がしたいって話をしたり。

俺達はアイツとまだ沢山思い出を作りたいんや。

余命なんておよそみたいなもんやろ？

Aやったらきっと大丈夫やって。

いっぱい笑えるようにもっと側にずっと居てやる。


俺達は8人で関ジャニ∞やから。







【残り6ヶ月】

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