私の人生、∞の記憶 (ページ21)

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お見舞いページ21

？「……い、…A」

ん……？誰？

？「おーい。起きろ～」

どっかで聞いたことある声……。

渋「おい！A」

「んん……あ、れ。おはよぉ」

いつの間にか昼寝をしてたらしい。

目の前には、すばちゃんと章ちゃんが心配そうな顔して立ってた。

安「おはよぉ、じゃないて。うなされてたけど大丈夫？」

「あ、ほんまぁ…？うぅー背中痛い～…」

体が痛くてうなされてたのかな。

安「背中さすったるな～」

「ありがと」

章ちゃんはほんまに優しい。

渋「寝とったん起こさん方がよかった？」

「んーん。全然ええよ。あのさ。関ジャニ∞大丈夫？今日事務所行ったやろ？」

渋「まぁな。記者会見した方がええんちゃうかって話も出たんやけど、無理やろ？」

「…うん。急やけど、明日から抗がん剤治療するんよ。だから、しばらくは無理かも。
2人に今の私の状態話すからさ、メンバーと事務所に言っといてくれる……？」

渋「ええよ。」

私は、主に転移してるのはリンパ管、肺、骨だという事と、

これからの抗がん剤治療始めてからの事とかを話した。

「…せやからさ。抗がん剤治療始めたらあんまり皆んなと元気に話せへんし……来ーへんくてもええからね。」

寂しいけどと思いながらもそう言うと、

渋「俺たちは別にAと元気に話したくて来てるわけやない。顔が見られればええ。
無理して笑わんくてもええし。寝顔だけでもええし。顔見るだけで元気でるからな」

安「そりゃ、話もしたいけど無理せんでええもん。
話せる時に話せばええんやから。
そんな事気にせんでええから治療にだけ専念し！」

…あはは。あーもう、そうやった。

この人達こういう人やった……w

「……ん、わかったw」

その後は病気の事じゃなくて、

普段楽屋とかで話してるような事を話して、

ご飯の時間が来たから、

2人は帰っていった。

早よ皆んなに会いたいなって気持ちが高まった。

【残り2年】