ヨコハマ・ギャングスタア・パラダヰス ページ3
コンコンと扉がノックされる
資料に目を通したまま返事をする
『はい』
芥「失礼します」
『芥川くんですか、どうかしましたか』
芥「いえ、今から任務に行くのですが……」
『ああ……探偵社が匿っている人虎ですか』
芥「はい」
そう言って芥川くんがソファーに腰掛ける
コーヒーを淹れ芥川くんに出す
芥「太宰さんの隠れ蓑……Aさんは行きませんか」
『いや、僕は生憎太宰くんに嫌われてるんでね……行った所で話になりません』
そう言って断る
芥「では言い方を変えます。Aさん、一緒に行きましょう」
そう言われ視線を資料から外す
『君も僕の扱いに慣れたみたいですね……いいでしょう。僕も行きます』
そう言えば芥川くんの表情から少し緊張が解ける
芥「この作戦なのですが、如何でしょうか」
『……十中八九太宰くんは盗聴器を仕掛けるでしょう……それを利用しおびき寄せるのですか?』
芥「……いえ……」
『考えが甘いですよ。常に先手が勝つ、なのです。太宰くんの考えは計り知れません。何通りも用意するのが礼儀でしょう』
そう言って再び資料を見る
『僕が太宰くんの立場でしたら、仕掛けます。貴方達は感じないのかもしれませんがその手の者は理解すれば判るのですから』
芥「そうですか……では________」
『……君に任せます。僕は決められません。一意見と考えてください』
そう言って自分の業務用の机に向かう
『首領に外出許可書を出して来ます。出来れば次から事前に言ってください』
芥「すみません」
そう言って医務室を出る
『太宰くん……探偵社員として迷惑をかけていないと良いのですが』
そう思いながら首領室へと向かった
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リュカ(プロフ) - セイレーンさん» ふふふ、助手決定です!いや〜私も嬉しいものです!次回作も楽しんでくださいね!待ってます!崇めるなんてそんな大袈裟な……崇めるんじゃなくて、その……また感想くださいね!いつもそのコメントに励まされてるのでこっちが拝みたいです! (2019年5月1日 22時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
セイレーン - ああ〜国木田さん!分かりました。分かりましたから〜!! いやー、武者君助手決定!イェー!然も、黒の時代まで…リュカさんは神様ですか?崇めて良いですか? (2019年5月1日 21時) (レス) id: 217a6ebd89 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - セイレーンさん» そうなんですね!少ないのですね……テストですか……頑張ってくださいね!出ないと国木田さんが……国「計画通りにしなかったら後悔するぞ」あ、来てましたね (2019年5月1日 20時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
セイレーン - えっと、一年は8人です。小中一貫校なので…一番多くて小3、15人ですね。小1なんて3人ですよ…あ、私中学です…もうすぐ修学旅行行くんですけど、次の週はテスト…明日からテス勉です。計画立ててあるので。計画通りやんないと、国木田さんに怒られちゃいますからね! (2019年5月1日 20時) (レス) id: 217a6ebd89 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - セイレーンさん» ですね、書いてて結構気に入ってます。多いでしょうか……でも六人って一学年もそれくらいですか? (2019年5月1日 19時) (レス) id: 23cb7545a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュカ | 作成日時:2019年4月19日 21時