乃保「･･･4話目･･･ねえ斬ってもイイ？」 ページ5
A「す、凄い･･･」
現実世界にある自身の身体を
ネット世界にテレポートするせいか
配信時間も長く
まるで分厚い説明書を
読み聞かせされた感じだった
ドキドキと緊張が止まらない
持っているスマホに力が入る
A「今まで画面越しだったけど
･･･サーティーンに会えるんだね」
配信から#コンパスのアプリへ
指をスワイプし
サーティーンに触れる
彼はまだ知らないみたいで
Voidollの電源ボタンは何処か聞いてくる
メンテまであと3日
延長するかわからないけれど
会えるに越したことはない
A「会うまでの間
待っててねサーティーン！！」
メンテ中#コンパスは出来ない
楽しくない学校生活を
しみじみと受け入れなければならなかった
････････････
＿＿#コンパス世界＿＿
Voidoll「ヒーロー ノ 皆サン
至急 大広間マデ 集マッテ 下サイ」
アナウンスでフィールド中に
響き渡るVoidollの声
13「なんだ？新しい仲間でも来るのかァ？」
頭をポリポリとかきつつ
ご自慢の鎌を床に置く
いつもは
プレイヤーと繋がれる
ホーム画面ルームに居座る
サーティーンだったが
メンテが3日ともなると
会えないのに
そこにいても仕方がない
ヒーロー達の体が鈍らないようにと
Voidollが用意している
カスタムルームで
アダムと対戦していた
アダム「この時期ですから
どこかとのコラボかも知れませんね」
アダムも氷で作り出していた
サヴァイヴァーニィを片手で消し
サーティーンに微笑む
13「大事なお知らせとなりゃあ
行かないといけねぇが･･･
俺はどうも行く気になれねぇんだよ」
マスク越しから見える瞳は
不貞腐れているように感じる
アダム「･･･嫉妬、ですか？」
13「ッッるっせーーよ！！さっさと行け！！」
アダム「ふふっ
Voidoll殿から連絡を頂きましたら
後でご報告致しますね」
アダムは
対戦ありがとうございました
と言い残し
カスタムルームから退出した
1人になったサーティーンは
乱暴に座り込み
鎌を見つめる
13「もし相棒が俺の事
見なくなったら･･･」
最近相棒がカスタムばかり
連れていくので
愛想が尽きたのではと心が苦しくなる
新しいキャラなんか来たらもっと
見てくれなくなるだろう
身体を震わせ
部屋を後にした
忠臣「ふん、5話目だ。喜ぶがいい！」→←リリカ「3話目だけどお話しは無いのっ」
ラッキーアイテム
楽団長 ドルケストル
今日のヒーロー
コクリコ
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きの(プロフ) - 5周年に先立ちまして、占いをキリトまで更新致しました！ (2021年12月24日 12時) (
レス) id: 7c29cc9a90 (このIDを非表示/違反報告)
おっふ - とぉぉっても面白いです！続きをくだせぇぇ！！ (2019年7月1日 21時) (レス) id: dfac6954d1 (このIDを非表示/違反報告)
13推し - とっても面白いです！こんな作品を探していたんです！更新頑張ってくださいね！ (2019年3月26日 11時) (レス) id: ad78e4c495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きの | 作成日時：2018年10月12日 20時
