文スト中也さん成り代わり！?(゜ﾛ゜;ﾉ）ﾉ５

第４５話参 ページ40

｢何で、生きたいと願いを抱かせたの？｣

フィッツジェラルドは雪奈を連れて行った。そして、白鯨は消えてしまった。気づいたら、私は警察に囲まれていた

｢手を揚げろ！連続殺人の容疑で逮捕する！｣

｢………さようなら。もう私を……希望で、照らさないで……｣

桔梗サイド終了

それから……一週間が過ぎた

久作が一人で、人混みの中を歩いています。

久作サイド

｢♪一人で歩くの久しぶりだな。何時も、お兄ちゃんやお姉ちゃん達と一緒だし……一人でお買い物してみようかな？｣

さてと、組合の人は何処にいるのかな？

｢仕事をさっさと終わらせよう。そうすれば鴎外さん、休みをくれるって約束してくれたもん｣

見つけた。あっさり見つかると、罠な可能性が有るけど、いってみよう

｢ねぇ、だからおじさん。遊んでよ☆｣

｢……？｣

組合のおじさんは不思議そうに振り返って、ぼくをみた

｢おじさん、組合でしょ？ぼくを楽しませてよ｣

｢楽しませる……子供を……？｣

おじさんは暫く考えて、こう言った

｢ダックスフンド｣

おじさんは異能を使って、手を触手に変化させていた。ぼくは、冷めた目でおじさんを見たと思う

…………普通、長い風船でやるやつだよね？それに、ダックスに見えないし

バルーンアートって、龍にぃと敦にぃが一時期、はまってたような……？

｢へんなの！それじゃ、ぼくの異能を見せてあげる｣

痛いけど、我慢しなくちゃ

ぼくは、自分の片手に有刺鉄線を巻いた。それでおじさんを少しだけ、殴った。

ぼくの手から血が出て、一寸したらおじさんの顔に、のろいの手形が出た

｢ぼくを傷つけた人には、その手形が出るんだ。ねぇ、とびっきりの狂気を見せて☆｣

｢私には……狂気は、よく判らない｣

おじさんが変化していった。その時、地面が少し沈んだ気がした

｢狂気とは……これのことか？｣

嘘だ……こんなの、想定外だ！

ぼくは叫んだ。その後の事は覚えてない。次に目を覚ましたとき、ぼくは組合に捕まっていた

久作サイド終了

白鯨が空を飛んでいます。

白鯨にて

白鯨内にある、医務室でホーソンが目を覚ました。

ホーソンサイド

｢ここは……｣

ここは、医務室ですか？私は生きているのか

｢よく寝たな、牧師殿｣

この声は――――

｢フィッツジェラルド様｣

私は上体を起こした。そうだ、ミッチェルは

｢ミッチェルは……｣

｢行方不明だ、表向きは｣

表向きにはですか。それでは、彼女はマフィアに行ってしまった…

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