そ の 後 . ページ3
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私が苛立ちながらスタスタと歩いていると、
「 A〜〜!!! 」
と誰よりも大好きな声が聞こえる。
『 …テオくん。 』
「 なんでこんなとこいんの?友達とご飯だったんじゃ、 」
ぽろ、と一粒涙が溢れた。
「 ええ!!!? え、どうした!? 」
『 …てお、くん… 』
泣くつもりなんてなかったのに。
でも、優しくて温かい貴方のそばにいたら我慢なんてできなかった。
「 …、」
私の方をみて、頭を掻くと
そっと優しく私を抱きしめてくれた。
「 なにがあったかわかんねぇけど、沢山泣いとけ。 」
そう優しい声が私の耳に聞こえ、ぽんぽんと背中を撫でてくれる。
『 …あり、がと 』
そう呟くと、彼は
私の頬を両手で包み込むように触れ、テオくんの顔の方に向けられた。
「 もう大丈夫だ、俺がついてるからな!」
そう、にかっと太陽のような笑顔で私の方をみた。
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カフェラテ - 楽しみに待ってます。 (2022年4月18日 14時) (レス) @page4 id: bd78632b34 (このIDを非表示/違反報告)
結城莉桜(プロフ) - uruさん» やりぃ (2020年3月11日 7時) (レス) id: f411845e0d (このIDを非表示/違反報告)
uru(プロフ) - 結城莉桜さん» たしかに。採用 (2020年3月10日 20時) (レス) id: fe6f8970aa (このIDを非表示/違反報告)
結城莉桜(プロフ) - 相変わらずネタ切れ早いね。今までのなりきりから引っ張ってくれば? (2020年3月10日 19時) (レス) id: f411845e0d (このIDを非表示/違反報告)
uru(プロフ) - みかんラーメンさん» それな(全力) (2020年3月9日 22時) (レス) id: fe6f8970aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:uru | 作成日時:2020年3月9日 0時