検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:15,594 hit

そ の 後 . ページ3

.









私が苛立ちながらスタスタと歩いていると、





「 A〜〜!!! 」




と誰よりも大好きな声が聞こえる。







『 …テオくん。 』



「 なんでこんなとこいんの?友達とご飯だったんじゃ、 」




ぽろ、と一粒涙が溢れた。





「 ええ!!!? え、どうした!? 」




『 …てお、くん… 』




泣くつもりなんてなかったのに。
でも、優しくて温かい貴方のそばにいたら我慢なんてできなかった。





「 …、」



私の方をみて、頭を掻くと









そっと優しく私を抱きしめてくれた。









「 なにがあったかわかんねぇけど、沢山泣いとけ。 」






そう優しい声が私の耳に聞こえ、ぽんぽんと背中を撫でてくれる。








『 …あり、がと 』





そう呟くと、彼は



私の頬を両手で包み込むように触れ、テオくんの顔の方に向けられた。









「 もう大丈夫だ、俺がついてるからな!」








そう、にかっと太陽のような笑顔で私の方をみた。

作 者 か ら .→←嫉 妬 .



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
77人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

カフェラテ - 楽しみに待ってます。 (2022年4月18日 14時) (レス) @page4 id: bd78632b34 (このIDを非表示/違反報告)
結城莉桜(プロフ) - uruさん» やりぃ (2020年3月11日 7時) (レス) id: f411845e0d (このIDを非表示/違反報告)
uru(プロフ) - 結城莉桜さん» たしかに。採用 (2020年3月10日 20時) (レス) id: fe6f8970aa (このIDを非表示/違反報告)
結城莉桜(プロフ) - 相変わらずネタ切れ早いね。今までのなりきりから引っ張ってくれば? (2020年3月10日 19時) (レス) id: f411845e0d (このIDを非表示/違反報告)
uru(プロフ) - みかんラーメンさん» それな(全力) (2020年3月9日 22時) (レス) id: fe6f8970aa (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:uru | 作成日時:2020年3月9日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。