私と兄の主従関係 【文豪ストレイドッグス】

その後 2 ページ34

敦「川に流されてましたけど.......大丈夫ですか？」


？？「助かったか.......ちぇっ」

敦「ちぇっ？(今、ちぇって言ったか、この人？)」

？？「君達かい、私の入水を邪魔したのは？」

敦「僕はただ助けようとしただけで...え？」


敦＆A「「入水？」」

？？「知らんかね、入水。自 殺だよ」

敦＆A「「じ、自 殺？！」」

？？「そう、私は自 殺しようとしていたのだ。
それなのに君達が余計なことを.....」

敦「えー？僕なんか今怒られてる？」

？？「とは云え、人に迷惑をかけないクリーンな自 殺が私の信条だ」

え？
何言ってんの、この人？

？？「だのに、君達に迷惑をかけた時点でそれはこちらの落ち度.......何かお詫びでも___」

ぐうううううぅ

？？「空腹なのかい？少年」

敦「実は.....ここ数日何も食べてなくて___」

ぐうううううぅ

？？「奇遇だな。実は私もだ」


敦「それじゃあ」

？？「ちなみに財布は流されたようだ」

A「.....あらら...」

敦「ええーー、そんなー...」



？？？「こんな処におったか唐変木！」


？？「.....おー、国木田君、ご苦労様ぁ」

国木田「なにが、ご苦労様だ！
苦労は凡て、お前の所為だ、この自 殺嗜癖！
お前はどれだけ俺の計画を乱せば___」

？？「そうだ！良い事を思いついた。
彼は私の同僚なのだ。
彼に奢ってもらえばいい」

国木田「人の話を聞けよ！」


？？「君達、名前は？」

敦「え.....、中島.....、敦ですけど.....」

A「...篠崎 Aです！」

？？「(A.......？何処かで...)では、ついて来たまえ、敦君、Aちゃん。
何が食べたい？」

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