私と兄の主従関係 【文豪ストレイドッグス】

13話 ページ15

そして私は気づいた









A「あー...これ一目惚れだな.....」

口に出して言ってしまったが、敦くんに聞こえてはいないだろうか。




敦「何か言った？」

A「ううん！何も！
あと此処まででいいよ！有り難う！」

敦「いえ...あの.....また会える？」

A「！！
勿論！私も会いたい！｣

敦「良かった！」

A「ならさ！住所教えてよ！
手紙書くから！」

敦「有り難う！僕の住所は〜〜〜です！」

A「はい！有り難う！じゃあね！」

敦「うん！またね！」



こうして私達は分かれた。









A「敦くん…か
私にも、春が来た！」

早く帰って手紙を書こう！








A「只今！」

治「A〜〜！！！！！淋しかった！
見て見て！全部仕事を終わらせたよ？」

帰ってすぐ、兄さんが抱きついてくる


A「お疲れ様！良く頑張ったね！」

そう言って私は兄さんの頭を撫でる。
そうすると...
兄さんは嬉しそうに目を細めて笑った。

治「うふふふ...
おやつの時間だよ？
早くAのおやつが食べたいなァ」

A「分かったよ...
作ってくるから待っててね」


本当に仕事を終わらせてるみたい
たまには兄さんもちゃんとやるのね...。
其れが毎日なら良いのに...


今日のおやつはどうしようか









太宰治side

今日は1日Aがいなかった。
書類を貯めた私が悪いけど...

Aがいないのはとても淋しかった。





仕事を頑張ったら
Aが褒めてくれると思って私は頑張った


案の定Aは褒めてくれた。



あァ...
おやつが楽しみだな


太宰治side終了

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