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4 鬼舞辻無惨 ページ5

店内には他にも小弁慶柄のスカートや、千鳥格子柄の洋袴(ズボン)などが置いてあった。

私達は、洋服を取り扱うお店に感動して、店内をじっくり見ていた。

「こんなにいいお店早く知っておけばよかったわね!!」

『常連になりたいわ!こんなに好みの服があるお店なんて初めてよ!!』

イワちゃんは素敵な傘に見とれているようだ。

私は今、「ウェディングドレス」というものに惹き付けられている。

これは西洋の結婚式で女性が着る衣装らしい。


真っ白な生地に、薄く雲のように乗っかっている半透明の布がとても綺麗だ。

値段はそれなりにある。

絶対に将来着たいと思うが、経済力がないため絶対に無理だと思う。


しばらくお店を見ているとあっという間に日は落ちて、辺りは暗くなっていた。

もう帰らなくちゃ、兄さんとおじいちゃんに怒られちゃう!!

『あ、イワちゃんもう外こんなに暗くなっちゃったから明日来よ???野犬に襲われたくないし』

「それもそうね、じゃあまた明日!!」


さようなら!と手を振って帰路に着いた。

左右で分けるならイワちゃんは街の左、私は街の右に住んでいるので、私達はその場で解散した。

それにしても今日は嫌な予感がする。




嫌な予感は的中した。

『離してくださいッ!!誰か!お巡りさん!!』

私は知らない男の人に路地裏へと連れていかれた。

多分服が目当てだろう。

凄い服に手をかけられて、だんだんボタンを外されていく。

「へへ、立派な体してるな、、、サラシなんか巻いても隠しきれてないぜ。」

外されたボタンの隙間から体をなぞられる。

とても気持ちが悪い男の行動に体目的だと理解した。

『誰か!兄さん!!!』

私が目を瞑って大声を出すと、グシャリという音がしたあと、生暖かい液体が体にかかった。

目を開けると、そこには頭を潰された男と血の海が広がっていた。

?「無様だな、これだから人間は弱い。
自分の欲のために弱い女を狙うなど、、、」

どこかで聞いたことがある声に驚く。

慌ててボタンを閉め、振り返ると、そこには先程のお店のお兄さんがいた。

『店員さん、、、、助けてくれてありがとうございました。』

「礼など良い、だが、これを見たお前も殺 さねばならない。」

店員さんは背中から赤黒い大蛇のようなモノを生やして近付けてきた


「私の名前は鬼舞辻無惨、今日は特別に逃がしてやろう。しかし、私の事を話した瞬間体が破裂してお前はタヒぬ。」

私の意識は途絶えた。

5 目覚め→←3 友達とお出掛け



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ユキ(プロフ) - 煮柚都さん» ずっと応援ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!!!なんか不自然な場所とかあったら教えてくださいね笑 (2020年2月3日 22時) (レス) id: 064b8f51a5 (このIDを非表示/違反報告)
煮柚都(プロフ) - 弟の反応集から見させて頂いていますが時代に沿った世界線がとても好きです!細かい所まで設定されていて、とても凄いです! (2020年2月3日 22時) (レス) id: bf27443c25 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 泉桃花クラスタさん» ありがとうございます!!!時代をこのまま守っていきたいです! (2020年2月3日 21時) (レス) id: 064b8f51a5 (このIDを非表示/違反報告)
泉桃花クラスタ(プロフ) - 初コメ失礼します…時代背景が捉えられて凄いです…これからも更新頑張ってください!応援してます! (2020年2月3日 9時) (レス) id: 1a879c682f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユキ | 作成日時:2020年2月3日 7時

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