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また来世で(前世ネタ) ページ4
僕は田原 あき。
心臓がいまひどい状態で、やっと移植できることになった。
「あき、よかったね。もう少しで楽になるからね」
なんて言って髪を撫でてくれるのはハル兄さん。
「うん…」
そして移植手術は成功。
その日から、おかしくなった。
しょっぱいのが好きだったのに甘いのを食べたり、
近所に住むりとさんの話をするとすごい楽しかったり…
そんな大切な関係はなかったんだけどな…
「あ、お久しぶりですね。こんにちは。」
りとさん…胸が高鳴る…
「あ、ですね、ちょっと病院にいたもので…こんにちは…」
それから数日後、手紙が届いた。
『その心臓は僕の愛した人の心臓です』
「え、」
なんでだろうか…なんか、心臓がもどがゆい。
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作者名：℃(ぬむゆむ | 作者ホームページ：@numuyumu13
作成日時：2017年10月15日 16時
