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「全く、あちこちの海兵にちょっかいをかけるのはおやめと何度言ったら分かるんだい」
天夜叉……ドフラミンゴもおつるさんには敵わない様だ。嘘の様にすんなりと、能力を解除した。
定位置にお戻りと促され、ハンコックさんの後ろへと戻った。
感謝の意を込めお辞儀をすると、先ほどまでの鋭い顔は何処へやら。
聖母の如く優しい眼差しで頷いて返してくれた。
「海のクズども、席につけ。これより七武海会議を＿＿＿＿」
会議は、特にトラブルも無く順調に進められた。
強いていうならば……やたら私に視線が集まる事位だ。
ハンコックさん曰く、
「今回の会議は珍しく全員集まるらしい。其方の噂を聞いて、一眼見ようと来るらしいぞ」
らしい。
わざわざ顔を見に来やがって下さった海賊達の為に、特製の金の薔薇のお茶を淹れてあげた。
天夜叉のは水レベルに薄めた。
「なあAちゃんよォ、これは水じゃあねェか？」
『グラサンもおかしければ舌もおかしいのですか』
「鳥の分際でAの淹れた茶に文句を言うか！」
「上等な茶ではないか」
騒がしい中、静かに茶を飲む一際異彩を放つ男。
「それにしても……其方が会議に来るなど珍しいな、鷹の目」
「"地獄の紳士"の噂を聞き、人目見るのも悪くないと」
とこちらを一瞥した後、鷹の目は何を言うでもなくまた茶を飲み始めた。
……これ程隙だらけのように見えても、鳥肌が立つ程の強い覇気。彼だけは敵に回したくないものだ。
いや、お前は見ていないからこっちを見るな天夜叉。ムカつくんですよそのグラサン。
無駄な、とため息をつき、ハンコックさんのティーカップに二杯目を＿＿＿＿＿＿
・
ドゴォオオンッ！！！！
凄まじい破壊音と共に、大きく揺れる基地。
海兵達の叫び声と慌ただしい足音が、非常事態を告げる。
何事だ、と電伝虫を取るセンゴクさん。
轟音と怒声に掻き消されそうな電伝虫の声が、耳にかすかに届いた。
《こ＿＿＿第＿＿料庫＿＿＿＿＿＿将＿＿＿＿＿侵入し＿少女＿＿＿＿＿》
どこへ行くのじゃ、と言う声を振り切り、私の体は目的地へと走り出していた。
《繰り返します、赤犬大将が食料庫への侵入・窃盗の犯人である少女を発見、＿＿＿＿＿＿》
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レイ - 初コメ失礼します続きを楽しみにしてます！無理のない程度で頑張って下さい！！ (2023年3月19日 0時) (
レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
イアル(プロフ) - きゃんぱすのーとさん» ありがとうございます！これから更新再開していきます、遅くなってしまいすみませんでした。 (2021年9月1日 18時) (レス) id: 9a923ae5fc (このIDを非表示/違反報告)
イアル(プロフ) - to-aさん» ありがとうございます！無事更新再開できました、返信が遅れてしまいすみません。 (2021年9月1日 18時) (レス) id: 9a923ae5fc (このIDを非表示/違反報告)
きゃんぱすのーと(プロフ) - 続き楽しみにしています！！頑張ってください！！ (2021年5月23日 1時) (レス) id: 4f7bd18b95 (このIDを非表示/違反報告)
to-a(プロフ) - 応援しています！大好きです！！頑張ってください！！！！ (2021年4月26日 21時) (レス) id: 53e8f070ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大将 | 作成日時：2020年3月5日 18時
