依存性24 目 ページ26
目が覚めると、薄暗くて冷たい部屋のベッドで寝ていた
ここは、1度来たことがある
シャルナークに攫われた時だ
はっ、と思い部屋を見渡す
すると、先程私を攫った人物が本を読んでいた
本に夢中で私が起きたことに気づいていなさそうだ
今がチャンスだと思い、窓から出ようとする
だが、
｢無駄だ。飛び降りたとしても下に団員がいる。扉から出ても外にも団員がいる｣
無機質な声に止められた
『っ、貴方達はどうして私を狙うんですか？』
｢お前に対しての興味だ。シャルナークが嬉しそうに話をしてるんだ。お前の踊りを見た瞬間、疲れが吹き飛んだってな｣
その言葉は私にとって1番の褒め言葉...
1番望んでいる言葉...
だが、この人たちは人殺しをしている...
素直に喜んでいいのか
｢そんなお前を俺も一目見てみたくなった。だからシャルナークに連れてきてもらったが、珍しいこともあるもんだ。あのヒソカがお前を助けたらしいじゃないか｣
嫌な事を思い出す
『...それは、ヒソカさんが自分の玩具を他人に壊されたくなかったからですよ...』
自分で言っておいて自分でショックを受けている
｢何故泣いている？｣
彼に言われて気づいた
頬に冷たい雫がつたっている事に
気づいてしまえばもう止まることは無い
｢ヒソカと何かあったのか｣
彼は、ヒソカさんと同じでなんでも見透かしたような目をしている
いや、ヒソカさんよりもだ
きっと私の気待ちも、ヒソカさんの気持ちも全てこの目には見えているのだろう
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ルイ(プロフ) - KI-NAさん» いえいえ〜 (2019年2月2日 18時) (
レス) id: 62572e27eb (このIDを非表示/違反報告)
KI-NA(プロフ) - ルイさん» わわわわわ！！！めちゃくちゃ嬉しいです！！ありがとうございます！ (2019年2月2日 10時) (レス) id: 4e5ce8ff47 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - な…ぬ、初めてでこの完成度…凄い！ (2019年2月1日 20時) (レス) id: 62572e27eb (このIDを非表示/違反報告)
KI-NA(プロフ) - アオクサさん» 嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2019年1月15日 22時) (レス) id: 4e5ce8ff47 (このIDを非表示/違反報告)
アオクサ(プロフ) - 面白いと思います、頑張ってくださいね！ (2019年1月6日 8時) (レス) id: 3fc9aa63ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KI-NA | 作成日時：2019年1月5日 20時
