依存性22 再び恐怖 ページ24
涙が止まる気配がなく、ベランダに出て涙を乾かそうと思った
ベランダに出ると、気持ちの良い風が吹いている
もう夜になり掛けており、ネオンが光り始めている
あぁヒソカさんと出会った時もこんな綺麗なネオンを見てたな
なんて、未だにヒソカさんの事を思い浮かべる
彼はもう戻ってくるかも分からないのに
乾かそうと思った涙が、再び溢れてくる
『ヒ、ソカさん...』
小さくその愛しい人の名を呼んだ
すると、突然激しい風が吹いた
そして、
｢お嬢さん。涙を流してどうしたのですか？｣
と声が聞こえた
何事かと思い、前を向く
そこには、全身真っ黒で闇に紛れている男が立っていた
『誰...ですか？』
いや待って
ここは26階
どうやって登ってきたのだ
｢俺は幻影旅団の団長。クロロだ｣
幻影旅団...
その言葉にあの時の恐怖がフラッシュバックしてくる
『何の用ですか...ヒソカさんなら、いませんよ』
｢そう怯えるな。俺はお前をヒソカから攫いに来たんだ｣
『え...』
｢話は後だ。とりあえず来い｣
そう言われ、人生2度目のお姫様抱っこをされる
クロロ...と言った男性は私を持つと、ベランダから飛び降りた
『ちょ、待ってええええええええ』
どんなアトラクションよりも怖かった
そしてその恐怖に私の意識は吹っ飛んでいった
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ルイ(プロフ) - KI-NAさん» いえいえ〜 (2019年2月2日 18時) (
レス) id: 62572e27eb (このIDを非表示/違反報告)
KI-NA(プロフ) - ルイさん» わわわわわ！！！めちゃくちゃ嬉しいです！！ありがとうございます！ (2019年2月2日 10時) (レス) id: 4e5ce8ff47 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - な…ぬ、初めてでこの完成度…凄い！ (2019年2月1日 20時) (レス) id: 62572e27eb (このIDを非表示/違反報告)
KI-NA(プロフ) - アオクサさん» 嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2019年1月15日 22時) (レス) id: 4e5ce8ff47 (このIDを非表示/違反報告)
アオクサ(プロフ) - 面白いと思います、頑張ってくださいね！ (2019年1月6日 8時) (レス) id: 3fc9aa63ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KI-NA | 作成日時：2019年1月5日 20時
