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元の関係 ページ8

颯馬side




救急車の中で大貴は意識を失った



熱が40℃近くまである。危険な状態だった




頼武は救急隊員に任せて容態の管理は自分でした



翔北に連絡も入れて病床に空きがあることも確認した。多分…入院になるから




15分ほどで病院に着いた



救急の出入口のところでは藤川先生と冴島さんが待っていた





藤「容態は?」

颯「熱が40℃近く。意識は救急車の中で飛びました。
あ、冴島さん頼武頼んでいいですか?」

冴「もちろんです」

颯「すいません、ありがとうございます」





数十分後



大貴の熱は日頃の疲れによるものらしい



でもあまりにも高かったから大事をとって数日入院することに




もちろん、担当医は俺になった




一般病棟の個室に移れたけど、大貴の意識は朦朧としたまま



大貴の少し苦しそうな呼吸音だけが部屋の中に響いた





颯「…ごめんな、強くあたっちゃって」





大貴の頭をふわりと撫でた



思い返せばこんなこと、ずっとしてなかったな…




久しぶりに感じる感触に懐かしさを感じると同時に今までの大貴への態度に対する後悔が浮かんできた




今回大貴が体調を崩した原因は他でもない、俺




俺が仕事が上手くいかなくて部屋にこもってた時も



ゆっくりお風呂に入ったりテレビを見たりしてた時も



大貴はずっと家事をして働いてた



頼武の面倒を見て、暇さえあれば仮眠をしていた気がする




体はとっくに限界だったはず



なんでもかんでも1人で溜め込むタイプだって、俺が一番わかってたのに




意識が戻ったら、ちゃんと謝ろう




荒い呼吸を繰り返す大貴に



慈しみの視線を送った

*→←*



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のん - ごめんなさい!誤作動で、同じコメント何通も投稿してしまいました・・・。 (2021年3月7日 20時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
のん - あれっ?この小説って、これで完結ですか? (2021年3月7日 20時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
のん - あれっ?この小説って、これで完結ですか? (2021年3月7日 20時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
のん - あれっ?この小説って、これで完結ですか? (2021年3月7日 20時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
- 続き楽しみにしてます! (2020年6月4日 20時) (レス) id: 5ebe61a63e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つなぐ。 | 作成日時:2020年5月26日 1時

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