My girl……？〜Future〜【nt×ar】

熱の力 ページ30

大貴side




ホントは薄々気づいてた

颯馬が具合悪いって

声をかけられなかった自分に後悔中


家に着いてから、颯馬は寝室のベッドに倒れ込んだ

相当無理してたっぽい

息も荒くなってる



大｢大丈夫？｣

颯｢ｺｸｯ))｣

大｢冷えピタと体温計持ってくるね｣

颯｢ｺｸｯ))｣


大｢はい、座れる？よりかかっていいから｣

颯｢ん……｣

大｢はい失礼……わ、高っ……｣



おでこに当てると計れるやつだからすぐに計れた

39.5……高すぎる……

服をTシャツに着替えさせて、冷えピタを貼った



大｢気持ち悪いとかある？｣

颯｢ﾌﾙﾌﾙ))｣

大｢とりあえず、寝ててね｣

颯｢……だぁきも……｣

大｢うん、ここいるよ｣

颯｢んぅ……｣



呂律が回ってない颯馬

元々童顔な上にぽっぺも赤いから思わず可愛いって思ってしまう

これが熱の力か……



颯｢だぁき、つめた……｣

大｢颯馬が熱いんだよ｣

颯｢ぎゅう……｣

大｢はいはい｣



……

可愛いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ((殴

幼児退行化ってやつ？普段の颯馬なら絶対見せてくれない姿じゃんこれ

これが熱の力か……(2度目)



颯｢ｸｼｭｯ))｣

大｢あれ、くしゃみ？ティッシュあるよ｣

颯｢んん……やるぅ……｣

大｢あ、俺が拭けと｣

颯｢ｺｸｯ))｣

大｢はい、拭いた｣

颯｢ありぁとぉ……｣



……

可愛い可愛い可愛い可愛い可愛((殴


……これが熱の力k((殴 (3度目)

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