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#13● ページ13

侑李side




夕飯を食べてお風呂に入って

いつもならこのまま寝るはず

でも今日は違う

侑和を寝かさなきゃ



侑「侑和〜、ねんねの時間だよ〜」

侑和「う……ふ……ふぇぇぇっ……」

侑「とっとっと……オムツ?ミルクかな?寝室に行ってからあげるからね」



扉を閉めてベッドに座り、ミルクをあげた

伊野ちゃんは今半身浴してるから、来ないはず……


そう思ってたのもつかの間、ドアの外から音が聞こえた



侑「……伊野ちゃん?」



次の瞬間、寝室のドアが開いて首にタオルをかけてスマホをいじる伊野ちゃんが来た

髪の毛を乾かしてない+上半身裸だから、いつもよりも色気がやばい

そして僕に気づき、顔が真っ赤になった



慧「え、あ、その……い、いたの……」

侑「……うん」

慧「えーっと……俺、向こう向いてるから終わったら言って!」



ベッドの反対側に座り、背中を向けてスマホをいじり始めた

……せっかくやる気になったのに……



侑「いいよ、こっち向いてて」

慧「ほぁ?」

侑「……だって……この後……」

慧「いつからそんな変態になったんだろうね、知念」



ニヤッと笑って僕の隣に座り、侑和のほっぺをつんつんした



慧「まだ今は“父親”としてだから。寝かせたら知念お望みの俺になるからね」



一瞬だけ怪しい笑みを浮かべてすぐに優しい笑顔になった伊野ちゃん

ほんと、こういう所だけは人一倍かっこいい

僕、ドキドキしてるんだから……


飲み終わったあと、侑和はすぐに寝た

スヤスヤと寝る姿を見て安心して、ベッドで横になってる伊野ちゃんにダイブした



侑「……いいよ……」

慧「待ってたよ〜……っしょ、」



すぐに起き上がって押し倒されてる状態に

伊野ちゃんの綺麗な顔が近づいてきた

反射的に目を閉じたけど、いつものあの大好きな感覚が来ない

ゆっくりと目を開けると伊野ちゃんの顔がドアップであった



侑「伊野ちゃ、近い……」

慧「へへ、寸止めってやつ?ちょっと意地悪しちゃった」

侑「……」

慧「あぁあぁ、すぐに泣くなって。ちゃんとしてあげるから」



目に涙を溜めるとすぐに唇に僕の大好きな感覚が

いろんな角度から攻められ、息苦しくなって肩を叩くと伊野ちゃんと僕の口から銀の糸が引かれた


この時の伊野ちゃんの顔が好き

優しいけど、オスがむき出しになってる顔

ほんとかっこいいんだ

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やぶありLOVE(プロフ) - 更新お願いします! (2021年5月5日 2時) (レス) id: 6d73d2e9bb (このIDを非表示/違反報告)
haru070917(プロフ) - 更新待ってます。面白いしおこちゃま達の成長見たいし (2020年1月26日 9時) (レス) id: 6044a23124 (このIDを非表示/違反報告)
やまあり - 更新楽しみにしています! (2019年10月10日 21時) (レス) id: 7acb637744 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 更新楽しみにしてました!これからも頑張ってください! (2019年7月1日 0時) (レス) id: a2aa76141e (このIDを非表示/違反報告)
さくさくさく - いつも楽しみに読んでます。更新まのしみにしてます。 (2019年6月3日 17時) (レス) id: 137beba8ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つなぐ。 | 作成日時:2019年4月25日 23時

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