FOREVER 〜3rd〜【ym×ar】

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大貴side




大｢んん……痛いよ……｣



お腹をドンドン蹴られる痛みで目が覚めた

ちょっと、俺の安らかな眠りを返してくれよ、優空さんと心空さん



大｢んん〜っ……あぁっ！｣



見渡すと伊野尾家の寝室

あ〜、昨日確か泊まったんだっけ……？

知念と侑和ちゃんの姿がなかった



大｢っしょ、重た……｣



お腹を抱えて寝室から出ると、リビングの方で知念の姿があった



侑｢あ、大貴。おそよう〜｣

大｢おはよ……今何時？｣

侑｢えーとね、お昼の12:00｣

大｢そっか……ふぁっ！？｣←

侑｢随分深い眠りに入ってたね〜。僕が起きても揺らしても起きないんだもん｣

大｢マジすか｣



俺の体内時計現在時刻9:00なんですけど……？

いつの間にかそんなに寝てたのか、俺


とりあえず、洗面所に行って顔を洗った

ササッとシャワーも浴びて、服は知念が妊娠中来てたやつを借りた

ゆったりとしてて楽



大｢ふぅ……｣

侑｢髪乾かさないと風邪ひくよ〜？｣

大｢あー、めんどくさい……てか暑い｣

侑｢……今9月下旬だからそんなに暑くないけど｣



9月下旬、秋が少しずつ目を覚まし始める時期

もうそんな時期か……

優空たちの出産予定日は2月

あと4ヶ月か……



侑｢ご飯台所に作ってあるから食べて。あ、今日涼介遅くなるらしいから、ここ居てって。迎え来るって言ってたよ｣

大｢そっか〜、おっけ｣



床に敷いてある布団で侑和ちゃんは寝てた

よく寝る子だな……両親に似たな


知念は侑和ちゃんを気にしつつ、洗濯物を畳んだりアイロンかけたりしてる



侑｢何見てるの？｣

大｢いやー？知念が主婦やってんな〜って｣

侑｢僕も母親になんだから、これくらいは当たり前でしょ｣

大｢……大人になったなぁ、俺は嬉しいよ｣

侑｢……おじさん感が拭えないんだけど｣

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