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雄也side
夕飯の後、リビングでダラダラしてると、大貴がもう1回、あのことを聞いてきた
大｢んぅ…ねぇ、ゆぅあ？｣
雄｢んー？｣
大｢だぁきのぱぱは？ままはどこ？｣
雄｢…っ、｣
この一言で、騒がしかったリビングの空気が一瞬で静まり返った
涼介と裕翔、圭人は動きが止まった
俺と宏太と慧と光は顔を合わせた
…今しかないか、言う場所
宏｢大貴、侑李、おいで。話がある｣
侑大｢？ あぃ｣
宏｢2人のパパとママは、もう居ないんだよ｣
大｢まま、ぱぱ、どこぉ？｣
宏｢お空にいるよ｣
侑｢や…おそら、め…｣
侑李の目がだんだんと潤んできた
下唇を噛んで俯いた侑李を抱き抱え、膝に乗せた
宏｢大貴と侑李のパパとママはね、2人が1歳になるちょっと前に車に轢かれて死んじゃったの｣
大｢…｣
宏｢でもね、ママとパパ言ってたよ。
｢大貴も侑李も強い子だから、パパとママが居なくても大丈夫｣
って｣
侑｢んっ…｣
侑李の目から涙が1粒零れた
宏｢…っ、ごめんなっ…パパとママ、いなくなっちゃって…｣
ふと宏太の方を見ると、宏太も泣いていた
普段は滅多に泣かないのに
大貴も困っている
大｢こぉちゃ…？｣
宏｢ｸﾞｽｯ…わりっ…弱くて…｣
大｢…こぉちゃ、ごめんちゃい…
だぁき、もぅままっていわないから…
なかない…｣
宏｢…ｸﾞｽｯ、ありがとなっ…｣
大貴が宏太の頭を撫でた
いつの間にか、俺の目からも涙が零れていた
俺の膝の上にいる侑李は俺に抱きつき、わんわん泣いている
ふと誰かに抱きつかれ、横を見ると涼介が俺の腕に顔を埋めていた
小さく聞こえる嗚咽
宏太に抱き抱えられてる大貴も口をぐっと噛んで、涙を堪えてたけどついに泣き始めた
気づけばみんな、泣いていた
しばらくして、みんなだいぶ落ち着いてきた
何故か笑いが込み上げてきて
みんなで笑った
なんでかはわからない
わからないけど
そばに母さんたちがいるような気もして
久しぶりに一家全員が揃ったような気がした
改めて、家族の大切さを知れた出来事だった
すいません最後雑に締めました((
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綺紗(プロフ) - こんにちは。いつも楽しく読ませて頂いてます。双子ちゃんたちが可愛くてたまりません！1番上のお兄ちゃん2人と一番下の双子ちゃんだけで過ごす1日を見てみたいなあと思います！きっとデレデレ甘々なのかななんて…無理なさらず頑張ってください。楽しみにしています。 (2020年1月19日 20時) (
レス) id: b8f53d344b (このIDを非表示/違反報告)
結城瑠依(プロフ) - こんにちは！楽しく読ませて頂いてます！気になったのでコメントさせてもらったのですが、小山家のゆうやくんの漢字が違ってましたよ？裕也じゃなくて祐也です！偉そうにすみませんm(*_ _)m お話面白いので、これからも楽しみにしてます♪更新頑張ってくださいね！ (2020年1月13日 9時) (レス) id: a1e80df26f (このIDを非表示/違反報告)
由真(プロフ) - 因みに、小山一家は慶一郎くんと成亮くんが社会人、貴久くんと祐也くんが大学生の設定でお願いします。 (2020年1月10日 6時) (携帯から) (レス) id: 49bfd89e96 (このIDを非表示/違反報告)
由真(プロフ) - リクエストですが、宏太、光、とりんとりん、涼介がインフルエンザで寝込んでしまって、雄也と慧だけで５人の看病と、双子ちゃんのお世話をするのは無理なので、従兄弟の小山一家に来て貰う話をお願いします。 (2020年1月10日 6時) (携帯から) (レス) id: 49bfd89e96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つなぐ。 | 作成日時：2020年1月4日 18時
