女子になった俺たち2【HSJ】

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大貴side





知念の抗がん剤が始まって1週間が過ぎた

予定通り、2週間で退院出来るそう

そんな中、俺は絶賛体調不良

家にいるとバレるからこっそり薬を買いに薬局に来た



大｢はぁ………頭痛い…………｣



薬を買って帰り道

頭痛が酷い

なんかだんだん体が重くなってふらふらしてきた


家の目の前

ドアを開けようとした瞬間

俺は地面に叩きつけられた



大｢………っう…………｣



後頭部に手を当てると血が出てた



大｢はぁ……｣



そのまま俺は地面に倒れ込んだ




涼介side





なんか玄関の方からドンッって音がした

慌ててみんなで見に行くと



涼｢大ちゃん！！｣



大ちゃんが頭血まみれで倒れてた

地面にも広がってる



大｢やま…………ら…………｣

涼｢大ちゃん！どした！？｣

大｢ころ…………ん…………だ…………………｣

涼｢大ちゃん！……ダメだ、意識なくなった｣

薮｢光、救急車！｣

光｢わかった……｣

圭｢大ちゃん………どしたの………｣

薮｢山田は大ちゃんに付き添って。他は家で子供の面倒とか見る｣



その時、ふと大ちゃんのポケットに目がいった

なにか入ってる

本みたいな……




涼｢みんな、これって…………｣

慧｢それ………｣



母子手帳…………






まさか……………








下半身に目をやると





涼｢まずい！血が出てきてる！裕翔、タオル！｣

裕｢わかった！｣

雄｢妊娠……してたってことか？｣

涼｢多分……とりあえず、救急車！｣








下半身にタオルを当て、救急車に乗り込んだ







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どうも作者です((o(・∀・｀o)

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