女子になった俺たち2【HSJ】

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涼介side








クリスマスも終わって今日は大晦日

夕飯は蕎麦にするんだ♪

鴨肉も買ってきてひかと料理中、

謎に知念に呼ばれた



涼｢なに？話って｣

侑｢もしも僕が死んだら、大貴の旦那になってくれる？｣

涼｢何言ってんだよ、まずなんでお前が死………｣


侑｢僕、脳腫瘍なの。余命長くて1年｣




えっ？

脳腫瘍？

脳腫瘍って……あの？

24時間テレビで俺がやった役

たしか脳腫瘍だったよな……




涼｢どういうこと？｣


侑｢みんなにはまだ言ってないの。もちろん、大ちゃんにも｣


涼｢いや、そうじゃなくて。なんでお前が脳腫瘍ってわかるんだよ｣


侑｢この前体調悪くて病院行って精密検査したら脳腫瘍って言われた。しかも、悪性の｣


涼｢……治る確率は？｣


侑｢3%もないって。手術しないと｣


涼｢なら……手術しろよ｣


侑｢手術しても転移の可能性が高いって。だから僕は手術しないよ。それに、手術しても抗がん剤治療があるから、みんなにも迷惑かける｣


涼｢だから……諦めるのかよ｣


侑｢うん。これが僕の運命だから。神様がこう決めたんだもの｣


涼｢ふざけんなよ…………せめてみんなに言えよ｣


侑｢やだ。僕が倒れたら涼介が言って。それが僕の最期の願い｣



説得したけど無理だった

あの知念がそんな事になるとは……



とにかく、今はまだ黙っていよう

年越して、落ち着いてからみんなに言おう

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