My girl……？【nt×ar】

君の匂い ページ36

大貴side




大｢ん……？｣



寝てたのか、俺……

目を開けると見慣れた天井

ふとスマホを開けた

みんなから心配のLINEが来てる……



伊野尾大丈夫〜?何かあったら言ってね〜。すぐに家に行くからね〜


ゆうり早く治してね。そうしないと僕の財布1個減っちゃうから


涼介何か欲しいもんあったら言って。買ってくから。お大事に


だいき今寝てた。熱まだあるけど大丈夫そう。あ、2〜3日休むかも。ごめんね。ありがと



返信をして、むっくりと起き上がった

寝起きによる低血圧に貧血が重なって視界がぐにゃりとまがった



大｢……っ……｣



こめかみ辺りを抑えながら棚に掴まり、立ち上がった

足元がフラフラする

壁に手を当てリビングの方へ行くと、颯馬がカーペットに座ってスマホをいじってた


後ろからそっと抱きついた



颯｢ほぅっ！？……んだよ、驚かせんなよ……｣

大｢えへへ、ごめんねぇ｣



さすが颯馬。シッカリ驚いてくれた

相変わらず期待を裏切らない男だねぇ←


颯馬の向かいに座って正面から抱きついた

嗅ぎなれた落ち着く匂いがふわっと俺を包み込んだ

太陽みたいな暖かい匂い

別に特別に柔軟剤を使ったり、香水をしてる訳でもないのに

なんでだろうね

あざといやつ→←作者通りまーす！！(謎の元気)

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