検索窓
今日:11 hit、昨日:28 hit、合計:158,338 hit

妹と元彼女 ページ26

颯馬side




カルテをスタッフステーションに置きに行くところだった

目の前では緋山先生が誰かと話してた



緋「あ!名取!」

颯「なんですか……って、なんでお前いるんだよ」

大「あれぇ、言わなかったっけ?俺今日午前中で仕事終わりだよ。暇だったから久しぶりにそうちゃんの仕事姿見ようかな〜って」

颯「だからその呼び方やめろ!てか来るとか聞いてねぇし……」

緋「へー、そうちゃんって呼ばれてるの?なら私も今度からそうやって呼ぼうかな〜」

颯「やめてください!ちっ、あぁもう、こっち来い!」



大貴の腕をひいて自販機の前の休憩エリアに来た



颯「なんか一言くらいくれよ」

大「えへへ、サプラーイズ!」←

颯「めんど……」



その時だった



看「あ、いたいた。名取先生、ご面会されたいという方が受付に」

颯「今行きます。ちょっと待ってろよ」



聞こえないように小さな声で大貴に耳打ちしてから受付の方に向かった



?「あ、来た」

颯「……お前……なんでここに……?」

?「久しぶり、お兄ちゃん」



俺に会いに来た人

それは俺の妹、(かえで)だった



楓「なんでって、愛ちゃんが颯馬に会いたいって言うから……」

颯「……愛奈(あいな)が……?あいつも来てんのか?」

楓「うん。ほら……」



楓が指さした方向を見ると

俺に気づいた女の人がこっちに走って抱きついてきた



愛「颯馬〜!久しぶり!」



そう言ってキスをしてきた

俺は反射的に愛奈を突き放した



颯「なんでお前がいるんだよ……」

愛「なんでって、颯馬に会いに来たに決まってるじゃ〜ん」

颯「帰れ!そしてもう二度と俺の前に姿を現すな!!」



近づいてきた愛奈をまた突き放し、睨みつけた

でも愛奈はまた近づいてきて、俺の耳元でそっと言った



愛「今日だけは帰ってあげる。でも私から逃げれると思わないでね」

颯「……っ」



そう言って帰って行った愛奈

楓も


「じゃあ、またね。今度家に遊びに行くからね」


って言って帰った


俺は過去のことを思い出した

二度と思い出さないって決めたのに……



大「……颯馬……?」



後ろの方から大貴の心配そうな声が聞こえた

俺は何も言わずに大貴の手を引いて、入院してた時2人でよく来た上の階のテラスに来た

そして何も言わずに抱きつき、首元に顔をうずめた


いやだ、思い出したくない

あんな奴……

涙→←楽しみ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (96 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
322人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

46猫ー0924ー - 更新待ってました!これからも頑張ってください (2019年5月14日 7時) (レス) id: 8fa9dca0b7 (このIDを非表示/違反報告)
絆。(プロフ) - 朔さん» ありがとうございます!個人的には颯馬の性格が好きなんですよね……(誰も聞いてない)割と作者本人の性格が颯馬に似てる(らしい)ので…… はい(?)これからもよろしくお願いします! (2019年5月11日 21時) (レス) id: 4fc00956d1 (このIDを非表示/違反報告)
絆。(プロフ) - 46猫ー0924ーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年5月11日 21時) (レス) id: 4fc00956d1 (このIDを非表示/違反報告)
絆。(プロフ) - ちぃまるさん» おぉ〜!同じですね(同志よ((殴 )まぁ……こっこり持ってったんですけどね(どやぁ)← 読んでくださり、ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2019年5月11日 21時) (レス) id: 4fc00956d1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 性格ほんっと好きです。 (2019年5月11日 18時) (レス) id: bc08b0a9bc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:つなぐ。 | 作成日時:2019年4月14日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。