My girl……？【nt×ar】

不満 ページ23

颯馬side




緋｢おー、それあの彼女さん？｣



緋山先生が俺の首にあるキスマを見て言った

この人は知ってるからいいか



颯｢……何か問題でもありますか｣

緋｢別に〜？でも随分とラブラブな様で｣

颯｢はぁ……｣



ため息をつきながらスタッフステーションを出た


ふと前を見ると横峯がスマホを見ながらニヤニヤしてた



颯｢何見てんの｣

横｢あ、名取先生。見て見て！私の愛しの大ちゃん！｣



横峯が見せてきたスマホの画面

そこにはアイドルの顔の大貴の姿が映っていた



颯｢……ふーん、好きなの？｣

横｢うん！もーかっこいいし可愛いし、最っ高！｣

颯｢……へぇ｣

横｢何その顔。あ、もしかして名取先生も大ちゃん好きなの？大丈夫！私同担はウェルカム派だから！｣

颯｢いや、興味無い｣

横｢つまんないなぁ、なら私が興味を持たせてあげる！まず、本名は有岡大貴。4月15日生まれで……｣



大貴について語り始めた横峯

もちろん、横峯が言うこと全て俺は知ってる

所々実際とは違うデマ情報も言ってた

大貴の事、全然知らないくせに語ってる横峯に不満を抱えた


だめだ、これ以上は俺が耐えられない

俺は何も言わずにその場をあとにした

計画→←傷という名の嘘

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