My girl……？【nt×ar】

出会い ページ3

颯馬side




あの日は台風が近づいてて、天気が荒れてた

たまたま早く上がれた俺は天候がさらに悪化する前に帰ろうと、足早に歩いていた


家の前で前から誰かが来たのに気づかず、ぶつかってしまった




ドンッ))




大｢……った｣

颯｢わ！すいません｣

大｢大丈夫ですっ……ｸｼｭﾝｯ｣



その人は全身ずぶ濡れだった

ふと顔を見た

……俺？

ものすごくそっくり

双子みたいな……


でも様子が明らかにおかしい

てかこのままだと風邪ひくぞこの人……



颯｢あの、自分家近いんで服貸しましょうか？｣

大｢えっ……でも初対面だし……｣

颯｢いいですよ、ほら｣

大｢え、あっ……｣



強引に引っ張って中に入れた



颯｢とりあえず、拭いてください。風邪ひきますよ｣

大｢ありがとうございます……｣



タオルを渡して

お風呂にお湯を貯めに行った



颯｢今お風呂沸かしてるんで。沸いたら入ってきてください｣

大｢すいません、ありがとうございます｣



そういえば、名前聞いてないな……



颯｢すいません、お名前は……｣

大｢え、と……有岡大貴です……｣



有岡大貴……

どっかで聞いたことある名前

確かテレビで……

……あぁぁぁぁぁ！！

今めちゃくちゃ人気なHey! Say! JUMPの有岡大貴じゃん！

わー、やべ 目の前にいるよ……



颯｢有岡さんですね。あ、風呂沸いたみたいなんでどうぞ｣

大｢ありがとうございます……ｸｼｭｯ｣



洗面所に着替えを置いてリビングに戻った

いやでもガチで俺そっくりだな……


しばらくして扉が開く音がし、俺の渡したパーカーを着て出てきた



大｢すいません、借してもらっちゃって｣

颯｢いえ、ぴったりで良かったです｣

大｢それじゃこれで……あ、連絡先教えて貰っていいですか？服洗って返すんで｣

颯｢わかりました。えーっと……｣



連絡先を交換してから家に帰った有岡さん

やっば、あの有岡大貴と連絡先交換しちゃったよ……





とまぁ、これが俺らの出会い

その後趣味とか好みとか聞いて意気投合して

大貴の子供っぽい所、オスな所のギャップの差にに俺が惚れて付き合い始めた

もう1年か……

時間が経つのは早いな……

嘘→←双子みたいな俺ら

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