FOREVER【ym×ar】

#4 ページ4

涼介side




慣れた手つきでオムライスを作る俺

後ろから視線を感じる……


振り向くと大ちゃんが目を輝かせてじーっと俺の方を見てた



涼｢なになに？どした？w｣

大｢ハヤクタベタイ｣

涼｢カタコトだしwwあとちょっとで出来るから｣




涼｢出来たよ！｣

大｢やったぁぁぁ♡｣



手をパチパチ叩いて椅子に座る大ちゃん

普通に5歳児かよw



大｢いただきまぁす！！｣

涼｢どーぞぉ〜｣


大｢ん！んまいっ！｣

涼｢えへへ、よかった〜｣



口いっぱいにかきこんでもぐもぐしてる

可愛い……って思ったのは内緒



食べ終わったあと、ソファに座ってたまたまやってたサスペンスドラマを見た


ドラマの中で男の人が女の人のことをさらって

床ドン……みたいに爽やかではないけど押し倒してた



涼｢うわ〜、やば……｣

大｢ん……｣



次の瞬間だった




ボフッ))




涼｢！？｣

大｢ふふっ、覚悟しろぉ……？｣



俺はソファに押し倒された

犯人はいきなりのオス岡

いや、普通にビックリした

演技なのか知らないけどちょっと怖かった

ドラマそっくり



涼｢だ、いちゃん……？｣

大｢嘘だよ、嘘嘘。遊んだだけ｣



ニカッと笑ってまたテレビを見だす

期待してたのに……



涼｢……バカっ｣

大｢ほぇっ？｣

涼｢チュッ))｣



舌は入れないけど深めのキス

勢いでやっちゃった……



大｢……っぷはぁっ、山、田？｣

涼｢……/////｣

大｢顔真っ赤だよw｣

涼｢大ちゃんのせいだから……｣

大｢も〜、可愛いなぁっ！｣



そう言って抱きついてきた大ちゃん

いつもなら嫌がる

けど今回は何となく嬉しくて

俺も抱き返した


大ちゃんもちょっとびっくりした様子だったけど

またニカッと笑ってくれた


やっぱり、好きだなぁ……

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