防弾のマンネは宇宙人２

幼なじみってやつ ページ42

JUNGKOOK side


?「ねぇ〜良いじゃんカトクくらい教えてよ」


歌番組の収録を終え、帰る前にトイレを済ませる


手を拭きながら廊下に出ると奥の曲がり角辺りに
ふたつの人影が見えた


どうやら男が女性をナンパしているらしかった



JK「はぁ、普通こんなとこでするかよ」



あんまり関わるのは良くないんだろうけど
見ないフリして放っておくことは出来ないし、、


俺はまっすぐその人影に向かって歩いた



『ほんとに、諦めてください、、』



ん？


この声って、、



今聞こえてきた声は聞き覚えしかない


明らかにAの声だよな？



一気に血の気が引く


またあいつトラブルに巻き込まれたのかよ！



走って近くまで来て見れば男はAの腕を掴んでいて、それを見て頭に血が上る




Aの腕を握っている男の手を掴もうと手を伸ばした



JK「、！！」



俺が伸ばした手は横から伸びてきた何者かの手によって空を切る




その手の正体を確認すると同い年くらいの男が立っていて、今しがた俺がしようとしていたように
Aの腕を掴んでいる男の手を抑えていた



？「お、おい！お前なんだよ！」







？？？「まず彼女の手を離してくれるかな」






その男は不審者の手首をへし折る勢いで掴んでいる


顔には出してないけど相当怒ってるなこいつ、、



？「わ、わかったよ！」



不審な男はそう言い捨てて、走って逃げていった




？？？「ふぅっ」


男が1つ息を吐いてAを振り返る




？？？「大丈夫だった？、、、、、A」








は？






今こいつ、Aって呼んだ？



なんで？


っていうかAも目見開いてすごい驚いてるし
口パクパクさせてる




もしかして、今Aのこと助けたと思ってたやつも
ストーカーとかだったりする、、？



JK「おい、お前誰、、『ユウト！！！』









JK「え？」

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