防弾のマンネは宇宙人２

悪影響 ページ24

JM side


JM「ほんっと！あのヒョンには二度と希望キャラとか言わないでいただきたい！」



メンバーを起こしに行く途中、ホビヒョンの文句を言う僕にAは心の底から同情したような顔をする。



JM「あれが毎日なんだから！」


別にさっきのことなんかもう気にしてないんだけど、
僕が機嫌を損ねたフリをするとAが優しくしてくれるからわざと愚痴を続ける




JM「ほっぺつねられたりヘッドロックされたり、
朝は鼻つままれて起こされるし、、」





『でもオッパのことからかいたくなる気持ちはわかるかも？笑』




JM「ええ！？」



てっきり可愛い笑顔で慰めてくれるかと思いきやニヤッと笑ってそんなことを言うもんだからびっくりする



可愛いことには変わりないんだけど、、


、、ってダメダメ




JM「こらA！ホソギヒョンの悪い影響うけてる！」



僕がそう叱ると


Aがチラッと顔の半分だけこっちに向けて


『だってオッパ、、、、、、超可愛いもん』


いたずらっ子みたいな目で僕の目を捉えてから口の端を少し上げて決めゼリフみたいにそう言ったAは可愛いのなんのって、、、



あぁもうそうじゃなくて!!




たかが可愛いと言われたくらいであたふたするなんて
オッパとしての威厳が、、！
そんな言葉armyに何億回言われたか分からないくらいなんだから！




JM「A！僕にはそんなからかい通じないよ！？」




少し前を歩くAに半ば叫ぶように言うと
Aが振り向く

そしてクスッと笑ってから口を開いた



『、、ジミンオッパ、、、顔真っ赤っか』

そう言ってAはまた歩き出した




か、完全に舐められている、、！



でも顔が赤くなってることなんて自分が1番わかってて、今にも爆発しちゃいそうなくらい顔が熱い


廊下の途中で立ち尽くしたままで後ろをついてきてない僕に気づいたのか、またAが振り返る


『オッパ？？早くここ来て？』


首をかしげて手招きまでしてるよ、、！


いつも愛嬌すら嫌がるくせに、今日は度を越してあざといAにもうどうしたらいいのか分からない



そんな焦りまくりで茹でダコ状態の僕に「勝った！」と言わんばかりに満面の笑みを向けてAはまたスタスタ歩いて行ってしまった



僕は急いでAを追いかけて「別に照れてるとかじゃないからね！？」と言い訳したけど


『なははっ！』と変な笑い方を返されだけだった



マンネに1枚上手感を出されて悔しいのに、Aの可愛い所が見れたから良いか、なんて、、、
どこまでもAバカな自分に呆れた

接触禁止です→←闇なホソク

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す