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第32話 <存在しなかった世界> ページ34

━━━


う...ここは...?


Aは目が覚めると見知らぬ部屋にいることに気づく。


壁も床も天井もそして家具までも白っぽくて機械的で━━━
なんだろう、ところどころによくわからないマークみたいなものが刻まれてる。

そうだ、あたし...
たしかシグバールっていう13機関の人に捕まって、それで━━━

???「あっ、目が覚めたんだな」

A「だっ、誰!?」

黒いコートに身をつつんだ、他の機関員より随分年下であろう、金髪の男の子がそこに立っていた。

???「ほんとだ、気がついたのね!」

あとからもう一人、この少年と同じくらいの年の女の子が部屋に入ってきた。

A「あなたたちは...誰?」

ロクサス「俺はロクサス!そしてこの子はシオンって言うんだ」

シオン「よろしくね!」

A「えっ、あ、うん あたしはA、よろしくね
ところで...2人とも13機関...だよね?」


恐る恐る尋ねてみる。
だってこの2人、私をここへ連れてきた機関員、シグバールと全く雰囲気が違っていたから。

ロクサス「そう、俺たちは13機関さ」

この2人は悪いようには見えなかった。
13機関って、どんな組織なんだろう。
ソラたちからは悪い組織だって聞いてたけど━━━

アクセル「おっ、ようやく気がついたようだな」

長身で赤髪の男の人が部屋にやってきた。

ロクサス「ああ、アクセル 今さっき目覚めたところなんだ」

アクセル「名前は聞いている Aっていうんだよな
俺はアクセル、よろしくな」

A「あ...よろしく...お願いします」


なんか...おかしい
だって連れ去ってきといてよろしく、なんて...
これは機関の作戦なのかな。
仲良くして利用してやろう、みたいな。
その手には乗らないんだから!(`・ω・´)


アクセル「早速だが、サイクスに呼ばれている
いろいろ説明があるらしい━━━」


━━━アクセルという男の人に連れられ、廊下を歩く。
その間に、ここは『存在しなかった世界』という場所にある城の中であること、また、13機関の本拠地であること、サイクスという人は、機関のボスであるゼムナスの側近であることなど、いろいろ教えてくれた。

やがて、ロビーらしき開けた場所に出た。

部屋の真ん中には、青い長髪で、額に×印の傷をもつ男の人が立っていた。

アクセル「連れてきたぜ」

アクセルの声に反応して、その人はこちらを向いた。

第33話 <機関の目的>→←第31話 <機関の密会>


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りあとると@元ディア(*・ω・*)(プロフ) - 暇犬さん» 閲覧ありがとうございます! 頑張って更新していこうと思います! (2014年9月5日 2時) (レス) id: ae3afd8a22 (このIDを非表示/違反報告)
暇犬 - わぁー!面白いです!続きが楽しみですよ!頑張ってください! (2014年8月1日 13時) (レス) id: 5fea281400 (このIDを非表示/違反報告)
ディア(*・ω・*)(プロフ) - ピナさん» ありがとうございます!(*^^*) よい作品と言ってもらえて嬉しいです(^o^) 更新頑張りますね♪ (2014年3月13日 22時) (レス) id: a34ca31008 (このIDを非表示/違反報告)
ディア(*・ω・*)(プロフ) - およよっ子さん» 来てくれてありがとう! がんばってヒマ見つけて書くぜーっ(*^^*) あ、最近KH3Dまたやりはじめた(笑) (2014年3月13日 22時) (レス) id: a34ca31008 (このIDを非表示/違反報告)
ディア(*・ω・*)(プロフ) - to-goさん» 楽しみにしててくれて嬉しーっ(*^^*) がんばって更新します♪ (2014年3月13日 22時) (レス) id: a34ca31008 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りあとると@元ディア | 作成日時:2013年3月31日 0時

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